2014年02月13日

盲亀浮木(もうきふぼく)とは?〜めったにない幸運に巡り合うことの例え

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(地元の新聞は、朝刊・夕刊とも、連日こんな感じ)


盲亀浮木(もうきふぼく)とは、出逢うことや実現することが難しい例えです。
めったにない幸運に巡り合うことの例えにも使われます。


仏典「増阿含経(ぞうあごんきょう)」の中に収められた有名な言葉です。
大海の底に住む盲目の亀が、100年に1度海面に顔を出した時、浮かんでいる流木に出会い、その小さな穴にすっぽり入る事は難しいです。
ここから、人が人として生まれてきたことの貴重さを説いたという釈迦の逸話に由来します。


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低い確率の中で成立しているのだから、確かに貴重ですよね。


身近な確率といえば「生命保険」。
(支払い金の総額)÷(掛け金の総額)の平均値は、競馬(約75%)、宝くじ(約40%)以下だそうです。
つまり、確率で言えば「払い損」となり、生命保険会社の儲けとなります。


現代の日本では、人が60歳までに死亡する確率は男性で10.4%、女性で5.2%。
あなたが1年間に入院する確率は、11.2%。一般病床の入院確率は9.3%。


高額療養制度のおかげで、月々の医療費の自己負担は、一般所得者ですと
80,100円+(医療費の総額−267,000円)x1%
に抑えられています。
医療保険に入るよりは、その分を貯金しておいた方がよいという結論になります。


しかし、「もし万が一の事を考えると、自分の奥さんや子供に迷惑をかけるわけにはいかない」という愛情が優先され、生命保険に加入します。


この場合の確率は「見えない敵」「見えないが故の不安」ですね。
見えない・分からないからこそ保険を掛けておくわけで、知っていたらする必要がありません。



生きていく折々に選択肢があります。
どちらに進んだ方が幸福になれるか?
これも確率。
イラストレーターのみうらじゅんさんは、こう語っています。


選択肢とは、いくつもあるように見えて、実は二つしかない。
いいか悪いか、好きか嫌いか、行くか行かないか。
とくに人生において、行くか行かないかの選択は、今後に大きく影響する。


フランスの哲学者・アランの「幸福論」には、こんな事が書かれています。


幸せだから笑うのではない。
笑っているから幸せなのだ。
食べて楽しむのと同じように、笑って楽しむのである。


「幸せに生きるコツ」の一つは、「楽しませる」こと。
それは、ほとんどいつでもできること。


あなたが将来、幸せになっていると考えられるのであれば、それは今、あなたがすでに幸せを持っているということ。


自分を愛してくれる人たちのためにできる一番いいことは、自分自身が幸せになること。


多分みんな、幸せになりたいわけでして。
どうやら幸せになるには、自分が決意し、行動する必要があるようですね。


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今日はろくな事のない一日でしたが、「銀河英雄伝説」の再アニメ化が発表されて嬉しい最後でした。
やはりファンが気になるのは、声優陣ですよね。


ちょうど、「銀の匙 Silver Spoon」のコミック10巻を読んでいたら、著者・荒川弘さんが、第3子を出産したニュースをネットで知りました。
私は、荒川さんが女性だったことを今更知り、そっちに驚きました。

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Posted by kanzaki at 2014年02月13日 23:34