2014年02月26日
[ 生活('12〜) ]
「最近どう？」と安直に質問するより、相手の気持ちを尋ねてみましょう
質問されて答えにくいものがあります。
・旅行帰りの人に「旅行どうだった？」
・新婚さんに「新婚生活はどう？」
・ゴルフをはじめたばかりの人に「ゴルフ、どう？」
・転勤した人に「そちらはどう？」
このような安易な「どう？」は、会話の中でよく聞きますよね。
あまりに大雑把すぎて、何を答えていいのかイメージがさっぱり湧きません。
子供に「最近、学校はどう？」と聞いたって、「ふつう・・・」としか返ってこないのは無理もありません。
※
どうせ聞くならば、相手が話したくなるようなテーマを見つけて質問してみましょう。
コツは、「感情」にあります。
・「びっくりするようなことはあった？」
・「意外だったことは？」
・「ウキウキするのは？」
このように気持ちを尋ねてみると良いそうです。
相手は、はっとしたような顔をして、楽しいエピソードを聞かせてくれますよ。
※
それを踏まえて質問をしてみましょう。
・旅行がえりの夫婦に「旅行中、何かハプニングなかった？」
・新婚さんに「たまに腹が立つこともあるでしょ？」
・新入社員に「会社に入る前に思っていたことと違うところ、いっぱいあるでしょ？」
・学校へ通っている子供に「学校も疲れるでしょ？ 嫌になることもあるだろう」
こういう質問ですと、聞かれた方は、頭にエピソードが浮かびやすいものです。
実は、頑張っている話しや前向きな話しより、ネガティブな気持ちをテーマにした質問の方が、意外といい話しが出てきやすいものです。
以上、TALK&トーク話し方教室代表 野口敏さんのアドバイスからでした。
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会話の上達は、「聞き上手になること」だと思っています。
ただ単に耳を傾けるのではなく、心の引き出しから、面白いエピソードを出してあげる環境を作るのも、聞き上手の能力です。
「事実」より「感情」を主体とした内容は、確かに話しやすいですよね。