●ドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」
http://www.teny.co.jp/yumeushi/
新潟の山間で育った少女が、家畜のお医者さんになり、そして母になる26年間を追った作品です。
ナレーションは、AKB48の横山由依さんです。
NHKの朝ドラの原作になってもおかしくない作品。
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【言い訳消費とは?】
「言い訳消費」という言葉があります。
「欲しい!」or「けれど本当に買ってよいのか?」
その2つの感情に板挟みになるものです。
世の中は節約ムード。
買いたいものが出てきても、必ず必要というわけでも無いし、無駄遣いは控えなければと考えます。
そんな時、「言い訳」があると、人は買い物をしやすくなります。
「今月は仕事をがんばったから」「健康を維持するのに必要だから」「今しか買えないから」などです。
そのような言い訳をして、自分を納得させて買う行動を「言い訳消費」といいます。
・糖質ゼロのお菓子→健康にいい!
・期間限定商品→これを逃すともう買えないから!
このような言い訳消費を狙った商品がヒットする傾向にあるといわれています。
「大義名分」が、ヒット条件なのです。
「言い訳」や「ストーリー」を提供し、消費に際しての心理的ハードルを下げる工夫が大切です。
例えば、特定保健用食品(トクホ)の「キリン メッツ コーラ」。
「コーラなのにトクホ?」
その意外性がヒットにつながりました。
トクホのお墨付きで、コーラを敬遠していた女性層を取り込みました。
(新潟経済社会リサーチセンター月報より)
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【増税を言い訳に消費】
消費税が8%になった途端、ドラッグストアやコンビニのお客様が、明らかに減ったように思います。
私がよく利用するドラッグストアなんて、以前なら大勢のお客様がいて、レジで並ぶ時間が長かったものです。
それが今では、店内に2、3人しかいません。
店員の方が多いのです。
冷凍食品コーナーは、いろいろな理由があるのでしょうが、半分は商品を入れずに使用していませんでした。
どの商品も、増税後は売れていない感じです。
唯一、安いトイレットペーパーだけは完売です。
コンビニで売っているパンやお菓子などは、値段は前と同じでも、あからさまに量が減っていますよね。
菓子パンなんて、昔の半分ぐらいしかないんじゃないかと思います。
スーパーは、商品の値段を工夫していますよね。
増税前に「168円(税込み)」だった商品は、増税後は「168円(税抜き)」にしてあります。
税込み価格は小さく表示して、なんとなく増税後の値上がり感を感じさせないようにしています。
食べ物や消耗品は、いずれ自宅のストックが無くなれば、買わないといけません。
じきにお客の足も向くことになるでしょうね。
欲しいなあと思っていたけれど、高額だからためらっていた商品に対して、「増税後は高くなるから、今のうちに買わなければ!」と買った人はいませんか?
これも、増税を言い訳にした消費ですよね。
本当に必要だったのか、今になって後悔している人も多いはずです。
そういや増税前、私もなにかしら買っておかなければいけないかなあと思っていたのですが、結局買わずじまいでした。
増税後、商品の値下げがあるよなあと期待していたのもあります。
今思えば、買わずに良かったと思います。
本当に必要なもの、欲しいものは、増税前であろうが、その後であろうが買いますもの。
それより、必要も無いのに無駄遣いして、本当に必要な物を買う機会が遠のく方が損ですものね。
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