2014年04月17日

私が物思いにふける時間は「革靴を磨いている時」


一人になり、物思いにふける時間が欲しいですよね。


仕事が終わって帰宅しても、今度は家のことをあれこれしなければいけません。
休日も用事を済ましていると、なんだかんだで一日が終わってしまいます。
一人の時間って、意外に少ないものです。


おそらく皆さん、物思いにふけるのに相応しい場所、行為、時間を持っているんじゃないでしょうか。


・自宅の湯船に浸かっている時
・お気に入りのお店や自宅で飲んでいる時
・街の中をジョギングしている時
・クルマで、あてもなく流している時


他にもいろいろあると思います。


こういう時間にあれこれ考えるのはいいですよね。
結論なんて出なくても良くて、そういう空気の中を漂っているだけで満足できるものです。


こういう時、「心配事を思いつめる」のには使いたくないですよね。
憂鬱になるだけです。
楽しい事や、明るい未来を考えたいものです。



私が物思いにふける時間は、「革靴を磨いている時」です。
靴を磨き、鏡面のように仕上げるには、根気と集中力が必要です。
磨くことに集中していると、いつしか雑念が消えていきます。
ある程度輝きが見えてくると余裕が生まれ、物思いにふける時間へ突入します。


いろいろと考える時間もできるし、磨いた靴で働くのは気持ちがいいもの。
私なんかより良い靴を所有している人は多いのに、綺麗に磨いている人をあまり見かけません。


靴は磨いてあげたり、かかと部分を補修すれば、とても長い年月を文字通り「共に歩んでいけます」。
そうすれば、あまり買い足す必要もありません。
私は現在、4足をローテーションして履いています(みなさんは、5、6足でしょうか?)。
同じ靴を同じ週に履く事があまりありません。
靴のダメージ軽減には、やはり複数の靴をローテーションが一番のような気がします。


私は自転車通勤なので、革靴はリュックの中に入れています。
さすがに、革靴でペダルは漕ぎたくありません。
自転車を運転する時は、「SPDシューズ」と呼ばれる自転車専用の靴を履いています。
これは、靴底に金具が付いており、ペダルと靴を固定することができます。
固定することにより、ペダルの回転が効率よくなります。
停車する時は、靴を軽くひねるだけでペダルから外れます。


会社へ着いてから、革靴に履き替えます。
日中は、そのまま履いていますが、昼休みはサンダルに履き替えます。
また、肉体作業をする場合は、安全靴などに履き替えます。


実は、冬の雪や雨の多い時期は、上記の革靴を履きません。
雪国の冬は、靴へのダメージが強烈ですから。
雨に強い安価な靴を何足か買い、冬に使い倒して、春に処分しています。


いろいろ試したのですが、この方法が一番、自分にあっていました。



休みが少ないので、丸一日をリラックスできる日はあまりありません。
せめて、休みの前日の夜は、靴磨きをして物思いにふけようと思います。

Posted by kanzaki at 2014年04月17日 22:25