一人になり、物思いにふける時間が欲しいですよね。
仕事が終わって帰宅しても、今度は家のことをあれこれしなければいけません。
休日も用事を済ましていると、なんだかんだで一日が終わってしまいます。
一人の時間って、意外に少ないものです。
おそらく皆さん、物思いにふけるのに相応しい場所、行為、時間を持っているんじゃないでしょうか。
・自宅の湯船に浸かっている時
・お気に入りのお店や自宅で飲んでいる時
・街の中をジョギングしている時
・クルマで、あてもなく流している時
他にもいろいろあると思います。
こういう時間にあれこれ考えるのはいいですよね。
結論なんて出なくても良くて、そういう空気の中を漂っているだけで満足できるものです。
こういう時、「心配事を思いつめる」のには使いたくないですよね。
憂鬱になるだけです。
楽しい事や、明るい未来を考えたいものです。
※
私が物思いにふける時間は、「革靴を磨いている時」です。
靴を磨き、鏡面のように仕上げるには、根気と集中力が必要です。
磨くことに集中していると、いつしか雑念が消えていきます。
ある程度輝きが見えてくると余裕が生まれ、物思いにふける時間へ突入します。
いろいろと考える時間もできるし、磨いた靴で働くのは気持ちがいいもの。
私なんかより良い靴を所有している人は多いのに、綺麗に磨いている人をあまり見かけません。
靴は磨いてあげたり、かかと部分を補修すれば、とても長い年月を文字通り「共に歩んでいけます」。
そうすれば、あまり買い足す必要もありません。
私は現在、4足をローテーションして履いています(みなさんは、5、6足でしょうか?)。
同じ靴を同じ週に履く事があまりありません。
靴のダメージ軽減には、やはり複数の靴をローテーションが一番のような気がします。
私は自転車通勤なので、革靴はリュックの中に入れています。
さすがに、革靴でペダルは漕ぎたくありません。
自転車を運転する時は、「SPDシューズ」と呼ばれる自転車専用の靴を履いています。
これは、靴底に金具が付いており、ペダルと靴を固定することができます。
固定することにより、ペダルの回転が効率よくなります。
停車する時は、靴を軽くひねるだけでペダルから外れます。
会社へ着いてから、革靴に履き替えます。
日中は、そのまま履いていますが、昼休みはサンダルに履き替えます。
また、肉体作業をする場合は、安全靴などに履き替えます。
実は、冬の雪や雨の多い時期は、上記の革靴を履きません。
雪国の冬は、靴へのダメージが強烈ですから。
雨に強い安価な靴を何足か買い、冬に使い倒して、春に処分しています。
いろいろ試したのですが、この方法が一番、自分にあっていました。
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休みが少ないので、丸一日をリラックスできる日はあまりありません。
せめて、休みの前日の夜は、靴磨きをして物思いにふけようと思います。
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