神崎のナナメ読み

「ハウススワッピング」とは？〜オーストラリア等で急増している「家の交換で宿泊料が無料になる新システム」

シェアハウス文化が浸透しているオーストラリアでは、「ハウススワッピング」というシステムでホリデーを楽しむ人が増えています。
（投資雑誌ジャパニーズインベスターより）

(オーストラリアのニュース番組にてハウススワッピングを紹介した時の模様)

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旅行を計画するとき、ホテルを探す代わりに滞在先となる家を探します。
宿泊代は無料です。
その代わり、滞在先の住人が同じように旅行をする際、自分の家を提供するのです。
家の交換で宿泊代が無料になる仕組みです。

旅費の大半を占める宿泊費を浮かせる事で、旅先での食事や買い物をより充実させることが出来るのです。
この合理的なシステムを利用する人が、年々増えています。

オーストラリアは、シェアハウスの文化が浸透しています。
その為、他人の暮らす空間で過ごす事へ抵抗感が少ないから、ハウススワッピングが成立するのです。

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ハウススワッピングを仲立ちするのは、会員制のウェブサイト「house swap holidays」です。

●House Swap Holidays - Australia's largest house swap club
http://www.houseswapholidays.com.au/

(動画で紹介：House Swap Australia | House Swap Holidays in Australia, New Zealand, and Worldwide )

同じようなサービスは下記の通り、全国にあるようです。

●(参考)ハウス・スワッピング、休暇前に動き出す欧米の家族 - ビジネススタイル - nikkei BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/061011_houseswapping/

ハウス・スワッピングには、「ホーム・エクスチェンジ（家の交換）」と「ホスピタリティー・エクスチェンジ（おもてなしの交換）」の2種類がある。ホーム・エクスチェンジとは、休暇期間が一致し、それぞれが住む地域が互いの旅行先になっている家族同士が、互いの家を交換して休暇を楽しめるようにするサービスである。 後者のホスピタリティー・エクスチェンジは、片方の家族が、もう一方の家族をゲストとして迎え入れ、滞在期間中おもてなしをするサービスだ。ペンションやB＆B（ベッド＆ブレックファースト）のようなものである。

●(参考)家を交換するサービス「Love Home Swap」ってどんなサービス？ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2136716493605812001

・互いに条件が合った会員同士が、休暇などの一定期間、家（別荘も含む）を交換する

・Love Home Swapは会費を払った人のみが利用できる会員制となっている

・長期の休暇をとって外国や田舎で過ごすという人が、条件面で合う他の会員と家を交換する

・お金のやりとりは発生せず、ホテル代が浮くというメリット

・現在150カ国で3万7000軒超が登録

・Love Home Swapの会員の平均年齢は46才と高めで、家を所有し、長期休暇をとる経済的余裕がある人向けの「ハイクラスのサービス」

・会員同士で一定期間、家を交換するロンドン発のサービス。月額会費制です。家主が設定したレンタル料で貸し出すことも可能です

オーストラリアとニュージーランドにて登録された家は、何千軒もあります。
登録費を約８０００円払い、会員登録します。

自己紹介を含め、家や近辺の写真、家の作りや現地情報を掲載します。
希望のスワップ先や時期も掲載できます。

会員になると、同じように掲載されている家の中から希望のスワップ先を選び、会員専用ページを通じて連絡できるようになっています。

スワップ相手が信用できる相手かどうかは、自分でメール、電話、スカイプなどを通じて信頼関係を築いて見極めます。

ハウススワッピングは、単なる家の交換だけではなく、世界中の人と人を結びつけ、そこに温かいドラマが生まれています。
合理的でありつつ温かさのあるハウススワッピングは、今後も広がりそうです。

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このハウススワッピングは、かなり相手を信頼していないと成立しませんよね。
なにせ、自分の家を無償で貸すのですから。

ちょっとそれは難易度が高いなあと思ったのですが、ハウススワッピングには「ホスピタリティー・エクスチェンジ」というものもあるのですね。
片方の家族が、もう一方の家族をゲストとして迎え入れ、滞在期間中おもてなしをするサービスです。
ちょっとした、ホームステイみたいなものですかね。
これならば直接、人と人との交流があるし、親密な家族づきあいが出来ますね。

日本でも増えるといいですよね。
海外の異文化体験とはいかなくても、西日本と東日本でもかなり生活様式が違うものですからね。
貴重な体験になります。
けれど日本も物騒な面があるし、犯罪の危険性から、こういったシステムは難しいのかなあ。