2014年07月30日
ファミリーマート「カフェフラッペ(税込250円)」が売り上げ好スタート〜氷の製造は、「ガリガリ君」で有名な赤城乳業の技術を使用しています
6月17日、ファミリーマートから、新カウンターコーヒー「カフェフラッペ(税込250円)」が新発売されました。
●ファミマカフェ｜商品情報｜FamilyMart
http://www.family.co.jp/goods/famimacafe/
●ファミマ（ファミリーマート）のカフェフラッペがうますぎる！ - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2140341356834024701
・ミルクコーヒーの味が付いたかき氷を容器の上から揉んだ後、エスプレッソ抽出式コーヒーマシーンから熱いコーヒーを注ぎ、ストローでかき混ぜます。
・氷の製造は、「ガリガリ君」で有名な赤城乳業の技術を使用しています。
・通常のコーヒーが、1日当たり平均60杯の売り上げですが、この商品登場後、300杯を売り上げる店舗も出ており、好スタートとなっています。
（日経TRENDYより）
※
【ガリガリ君のメーカーとファミマのコラボ商品】
・そもそも「フラッペ」とは、シャーベット状のフローズンドリンクの事。
ファミマのフラッペは、固めたミルクコーヒー味のかき氷に、エスプレッソ抽出の熱いコーヒーを注いで作るのが特徴です。
容器越しにかき氷を揉んで砕いてから注ぎ、かき混ぜるとシャーベット状になります。
・ファミマはこのフラッペの完成に、3年も費やしています。
・当初はシアトル系カフェのように、ミキサーで氷を砕く方法を考えました。
しかし、スタッフに負担がかかるため断念しました("ワンオペすき家"と違って良心的だ)。
その後に思いついたのが、この氷を溶かす方法だったのです。
・氷が難問でした。
「容器に入れる氷の量」「粒度(氷の大きさ)」「氷に含まれる空気の量」のバランスが難しかったのです。
これに合致する製氷技術を持っていたのは、「ガリガリ君」で有名な赤城乳業でした。
氷の粒度を変えられる製造設備を持っているのです。
カフェフラッペは、ガリガリ君に近い粒度です。
更に、溶けやすく、程よい氷の粒感が残るように検討し、フラッペ専用の粒度になりました。
・次の課題は、実際に熱いコーヒーを注いでも、底までコーヒーが届かず、うまく溶けない事でした。
解決するため開発されたのが、円錐状の突起がついた蓋です。
外した際、中心部に空洞が出来ます。
程よい量のコーヒーが下部に集まります。
更に、コーヒーを注ぐ前に、氷を揉みほぐす行程を加えることで、コーヒーが満遍なく行き渡るようになりました。
・カフェチェーン店のフラッペが500円程度なのに対し、半額の値段で展開。
ファミマ向けのガリガリ君より多い氷をフラッペ用に確保し、生産体制も万全。
今夏のコーヒー戦争の台風の目となりそうです。
※※※
【実際に飲んでみた】
普段、セブンのホットコーヒー(150円)ばかり飲んでおり、冷たいコーヒーは殆んど飲みません。
しかし、その変わった作り方に興味があったので買ってみました。
スタバ等に比べれば安いですが、コンビニのドリンクで250円は高めです。
クーラーからレジへ、氷の入った容器を持って行き精算。
店員さんが容器を開封し、中の円錐状の蓋を外して渡してくれました。
にしゃりと若干柔らかめな氷を容器越しに揉んでから、コーヒーを注ぎました。
ストローでぎこちなく混ぜて完成。
実際に飲んでみると、ぎりぎり甘さを許せる感じでした。
もうちょっと甘いと、カフェチェーン店のような激甘になり、とても飲めたものじゃない。
ファミマは、ラテ等のミルクを使用したコーヒーは、男女４：６で女性の利用が多いそうです。
そう考えると、この甘さは女性を意識したのかな？
男性は、夜中のドライブの際、自動販売機の甘いコーヒーを受け入れるのに、何故かこういうのは抵抗があります。
しかし、これから本格的な暑さが連日続くと、氷が主役なコーヒーは人気となるでしょうね。
氷の粒感があって、それは好印象でした。
私個人の要望なのですが、どこのコンビニ、カフェチェーン店でもいいので、表面が結露して濡てしまう容器を改良して欲しいです。
下に、テッシュやコースターなどが無いと、テーブルやデスクが濡れてしまうのが困るからです。
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