(アミノ酸の一種である「ギャバ」は、ストレスを抑え、気持ちを落ち着かせる働きがあります)
生涯現役で働くことを考えている人が増えているそうです。
これは世界的でして、エイジレス(年齢にこだわらない)、エイジフリー(年齢は関係ない)の時代になっているのです。
シニア世代になっても活動的な生活をするには、できれば「老化」を遅くしたいものです。
老化は細胞の酸化でして、対処方法としては、抗酸化成分を含む食事をして、タバコをやめるのが良いそうです。
歴史の人物でよく比較されるのが、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康です。
信長(49歳)は裏切りにより燃え盛る炎の中で自害、秀吉(62歳)は病でこの世を去りました。
徳川家康は75歳で死去。
死因については、鯛の天ぷらによる食中毒説や胃がん説などがあります。
家康の長寿の一因として食事があげられます。
天下をとった後も、常食は「麦めし」でした。
併せて、大根やゴボウ、ナス、菜っ葉などのたっぷり入った具だくさんのみそ汁も食べていました。
(食文化史研究科・永山久夫さんの解説)
麦めしには、アミノ酸の一種である「ギャバ」を多く含んでいます。
脳内でストレスを抑え、気持ちを落ち着かせる働きをしてくれます。
「若さ、若さってなんだ?」という問いに「ふりむかないことさ」と、0.05秒で答えられるギャバン世代こそ、リアルに必要なアミノ酸です。
ギャバが多く含まれていることで有名なのは「発芽玄米」です。
100g中に10mgのギャバが含まれています。
白米に含まれるギャバの約10倍。
トマト、なす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や果物、漬物、キムチなどの一部の発酵食品に、ギャバが多く含まれています。
麦めしはこの他、血圧の安定にも役立ち、麦にはビタミンB1やカルシウムが多く、肌の若さを維持する効果もあります。
そんな麦めしを常用していた家康。
生涯で正室、側室あわせて17人の女性を愛し、16人の子供を作りました。
最後の子作りは66歳ですよ。
私も見習って麦めしを沢山食べたいところですが、肝心の子作りをする機会がございませんorz
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