2014年10月17日

秋は、脂の乗ったサンマを食べて、脳の老化を防ぎましょう

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(ネットで拾ったうまそうな写真)


長寿の秘訣は、季節ごとの食材。
秋は、脂の乗ったサンマを食べて、脳の老化を防ぎましょう。


その昔、江戸っ子は、四季それぞれに「食べなくてはならない」と信じている食べ物がありました。
サンマもその一つです。


旬のサンマは、25%が脂です。
ただの脂ではなく、脳の老化を防ぐDHAなどをたくさん含んでいるのです。
他にも、ビタミンA、E、D、B12、葉酸も豊富。


サンマは塩焼きの他にも、生姜煮、丼物、蒲焼など調理もさまざまです。

(食文化史研究家・永山久夫さんの解説)



昭和の前半は、どこの家も貧乏が当たり前だったそうです。
だから、貧乏が恥ずかしいとも思わない。
たいてい、一つ屋根の下に兄弟がたくさんいました。
食事の際、魚の中では一番値段の安いイワシだって、1人に1匹はまわりません。
兄弟3人で、イワシ1匹だって珍しくない。


けれど野菜は、畑から引っこ抜いてきたばかりの大根、じゃがいも、にんじん、菜っ葉など旬のものばかり。
ビタミン、カロテンが豊富で、貧乏時代の日本人の健康を守ってくれていました。


そんな貧乏食が、いまや高級品です。
デパ地下の高級自然食のコーナーで、高価に売られているのです。


一方で、安価な加工食品が、コンビニやファミレスに出回っています。
安価な輸入食材を使用するため、安全面などに不安がありますね。


※※※


確かに、自然派とかオーガニックとか言っているような食材・料理は、昔なら貧乏食ですよね。
そういうのに熱心な都会人は、田舎暮らしに憧れます。


定年になり、憧れの田舎暮らしを実践する人がいますが、そう満足いくようなものではありません。
だいたい、便利な都会生活に慣れた人が、不便な田舎暮らしなんて出きるわけがない。


田舎は人間関係がややこしい。
冠婚葬祭などの交際費も多い。
そういう事ができない人は、村社会で生きてはいけない。


家賃が安いぐらいで、モノの値段はそう変わらない。
都会と違って、生活に必要な物・施設・医療関係が、近場に無い場合も多い。


移動にはマイカーが必要。
1家に1台ではなく、1人に1台。
年間の維持費もバカになりません。


田舎暮らしといっても、緑の多い村〜地方都市までさまざま。
特に新潟のような雪国の冬は大変ですよ。


そんな中、私のように、マイカーを手放して生活できるケースは、非常にレアです。
収入が少ない中で、なんとかやっています。
本当に、いろんな条件が偶然重なって成立しているだけです。
これから歳を重ねていくと、きっと生活が辛くなっていくだろうなあとは予想がつきます。


そんな時でも、手間はかかるかもしれませんが、安くて美味しい貧乏食で、健康だけは維持したいものです。

Posted by kanzaki at 2014年10月17日 21:29