2015年01月07日

挫折するぐらいなら、紙の手帳はシンプルな「月間タイプ(月間ブロック見開き式)」だけで十分〜誰もが「ほぼ日手帳」を使いこなせるわけではありません

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(やはり「月間ブロック見開き式」は、なんだかんだで日曜始まりが便利です)

今日は、手帳のお話し。


今週が仕事始めの人も多いかと思います。
新しい手帳を使い始めていることでしょうね。


毎年、最初は頑張って手帳にいろいろ書き込むけれど、数ヶ月で挫折してしまう人が多いです。
雑誌などで手帳の特集を定期的に行いますが、紹介されている高額・高機能な手帳を買うのは、本当に使い込める人と、ミーハーで数ヶ月の後に挫折する人です。


一日一ページでお馴染みの人気手帳「ほぼ日手帳」を使いこなせている人がどれだけいるのでしょうか?
どうせ続かないならば、最低限の機能である「月間ブロック見開き式」の手帳を使い込む方がよいのではないかと思っています。


●月間ブロック見開き式の2015年手帳、ダイアリー特集 | KDM
http://www.kdm.bz/event/diary/2015diary-monthly-block-mihiraki.html


そう思っていたら、下記の記事を見つけました。


●どうせ続かないのなら、「月間タイプ」の薄型手帳で十分! 「3日坊主」でもOK!ぐうたら手帳術【1】:PRESIDENT Online - プレジデント
http://president.jp/articles/-/14286

お勧めの使い分け方としては、スケジュールは視認性にすぐれた手帳、To Doは期限を通知音で知らせてくれるスマホで行うことです。このようにアナログ派、デジタル派といったこだわりをもたず、双方の長所を活かして使い分ければいいのです。



【手帳を使いこなせず挫折する人】


手帳を使いこなせず挫折する人は、今の時代、2通りいると思います。


(1)本当に三日坊主でどうしようもない人

(2)紙の手帳とスマホ、スケジュール管理が出来るネットサービス等を併用している人


今は、紙の手帳とスマホ、パソコン、ネットサービスを併用している人が多いのではないでしょうか。
仕事は、会社のパソコンを使い、OUTLOOKとグループウェアを使用。
プライベートは、スマホや自宅のパソコンを使い、グーグルカレンダーとEvernote等を使用。
紙の手帳は、その両方の特に重要なものを書き込む形。


いろんな業種の方へ聞いたところ、こんな感じで併用している人が多かったです。
紙の手帳は、仕事とプライベートの間を取り持つ形ゆえに、それほど活用していない感じです。
あくまでも、メモを書いたり、スケジュールを考える場所という使い方です。


しかし、使い分け等をする能力があり、様々な情報にアンテナをはっている人なので、紙の手帳も高機能なものに手を出してしまいがちです。


複数の媒体を活用する人は、時として同じ予定を幾つも書き込む事になります。
例えば、連泊する出張などの予定は、仕事とプライベートの両方に影響します。
その為、同じ出張の件を4つの媒体に書き込む事になります。


・会社のパソコンにインストールされているOUTLOOKの予定表

・会社のグループウェア(ノーツやサイボウズ)の予定表

・スマホや自宅のパソコンで使っているグーグルカレンダー

・紙の手帳の予定表


それぞれに書き込む事自体は、まだいい。
しかし、日程が何度も変更した場合、4つの媒体の修正を何度も行う羽目になります。
作業が4倍です。
そのうち、修正しなかった媒体があり、それを見て行動したが故に失敗したなんてこともあり得ます。
まあ、私の事なんですけれどねorz



【紙の手帳は、月間タイプだけでも十分】


複数の媒体でスケジュール管理をするならば、それぞれの書き込みは簡単・シンプルな方がいいです。
それぞれの長所を生かしつつ、楽をするのが一番。


パソコンやスマホ等の上でスケジュール管理をする場合、繰り返し行う予定の書き込みが便利ですし、日・週・月・年間スケジュールをワンタッチで予定の表示方法を変えられるのも便利なところです。
メールやアラーム等で、該当する予定の直前に教えてくれるのも助かります。


一方、紙の手帳の良さというのは、ササッと取り出して書き込める事と、視認性の良さです。
どうしても挫折しがちならば、割り切って、「月間ブロック見開き式」だけでも良いと思うのです。


僅か見開き12枚(24ページ)を徹底的に使い込むのです。
日・週のページと違って、何も書かないという月は、まず無いです。
この限られた中だけだからこそ、挫折しにくいのです。


スペースの都合上、書き込みが足りなければ、ポストイット等の付箋を貼り付けて補います。
予定が翌月に持ち越したモノは、付箋を貼がして移動すればいい。
付箋に書き込むことで、その予定が強調されるという効果もあります。


大抵、「月間ブロック見開き式」は、予定表の後ろに数ページの罫線ノートがあります。
スケジュール管理が併用型の人は、この数ページの罫線ノートだけで、大抵は事足ります。


私の場合、そのノート部分に、大型付箋のポストイットノートを貼り付けて書き込んでいます。
その付箋の書き込みが一杯になったら、スマホのカメラで撮影し、Evernoteへアップロードし電子化します。


●3M|強粘着ノート Evernote Edition|ポスト・イット 製品|文具・オフィス用製品|製品とサービス
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/list41/index.html


●3M|ポスト・イット ノートとEvernote 一緒に使えば、もっと便利に|文具・オフィス用製品|製品とサービス
http://www.mmm.co.jp/office/post_it/evernote/?WT.mc_id=evernote_from_corptop


「月間ブロック見開き式」は、ポストイットノートと相性が良いのでオススメです。
(ポストイットノートは値段が高いけれど、安物と違って不容易に剥がれにくいので便利)


無印良品にて、アイデア付箋が多く取り扱っているので、こちらも併用すると便利です。


●フリースケジュール付箋紙 1週間・35枚
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4547315257614
(私はこれの、1日時間軸タイプを使っているのですが、今は売ってないようです)


●植林木ペーパーチェックリスト付箋紙 約44×98mm・45枚
http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4547315549399


●メモが楽しくなる!無印良品の「付箋紙」が使える《アイデア文房具》
http://matome.naver.jp/odai/2134466187583413001



(追記)

イノベーターという、持ち運びできる月間カレンダーが、なかなかオシャレです。
「イノベーター インハンド 壁掛」は日曜始まりで、持ち運びと書きやすさを両立しています。


●実用性とデザインを両立させたカレンダー「イノベーター」を、手のひらサイズからポスターサイズまで全5種レビュー
http://gigazine.net/news/20141222-innovator-calendar2015/


●Amazon.co.jp: デザインフィル 2015年版カレンダー イノベーター インハンド 壁掛 30864006: 文房具・オフィス用品
http://www.amazon.co.jp/dp/B00N1NL7OG/

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Posted by kanzaki at 2015年01月07日 23:19