Ziferblat - Yo Yum Tum
The Cafe Where You Pay Per Minute
【カフェ「Ziferblat」とは?】
イギリス・ロンドンにあるカフェ「Ziferblat」。
オープンして1年になります。
特徴は、時間で課金されるということ。
飲食物はすべて無料です。
まるでシェアハウスのような店内では、音楽関係者、デザイナー、クリエイティブ系の人達が集います。
(ジャパニーズインベスターより)
※
【飲食物はすべて無料・時間課金】
このカフェは、食べ物も飲み物も無料です。
ビスケットやクッキーの他、トーストを焼いて英国製の美味しいジャムやマーマレードを付けて食べることも出来ます。
平均滞在時間は90分から120分。
30分以内という人は、まずいません。
お客さまが店に滞在した時間に課金されます。
料金は1分5ペンス(約9円)。
ロンドン市内でコーヒーを飲むと2.5ポンド(約450円)前後。
1時間滞在で3ポンド(約540円)という値付けは妥当というところ。
Ziferblatの創始者は、ロシア人のイワン・ミティン氏。
Ziferblatの前身「ツリーハウス」は、2010年にロシアで開業すると、わずか2年で国内に10店舗をオープンさせました。
※
【このカフェの魅力はなにか?】
Ziferblatロンドン店は、ショーディッチ(Shoreditch)の一角にあります。
ショーディッチは、アートやIT系のスタートアップ、ベンチャー企業が集まる、若者文化の発信地です。
店内では音楽関係者やデザイナーが、黙々と仕事をこなしています。
クリエイティブ系の人々が、仕事の打ち合わせをしている姿も見受けられます。
キッチンは共用。
冷蔵庫の中には、細かな決め事が書かれたインストラクションが貼られています。
まるで、シェアハウスに住む友達の家に招かれたような錯覚になります。
週末は空き待ちの列が出来るほど成功しております。
※※※
最初、ネカフェみたいなものかと思いましたが、どっちかといいますと「コワーキングスペース」ですよね。
【コワーキングスペースとは?】様々な業種、年齢の人々が集まり、仕事をしたり、ノウハウやアイデアを共有し、協働する場所のこと。
シェアオフィスと違い、仕切りがなく、イベントを開催したり、参加者同士の交流など「コミュニケーション」に重点を置いているのが特徴である。
基本的に設備は共用で、コーヒー等のドリンクも置いてあることが多い。
主な利用者
フリーランスや起業家、ノマドワークをしている人など、組織に属さない人が多い。
新潟市内ですと、新潟国際情報大学の中にあります。
●新潟市中心部のコワーキングスペース「コワーキング・ラボこくじょう」に行ってきた にいがたレポ
http://niigata-repo.com/life/post-3057/
●コワーキング・ラボこくじょう 新潟国際情報大学
http://www.nuis.ac.jp/pub/cwlab.html
コワーキング・ラボ こくじょう〒951-8068 新潟市中央区上大川前通七番町1169番地
TEL 025-227-7111
■ご利用にあたって
開館時間
月〜金曜日 9:00〜20:30
土 ・ 日曜日 9:00〜17:00休館日
祝日、年末年始、その他本学が定める日利用料金
一般 500円
オープンカレッジ受講生 300円
シネウインド会員 300円
大学生以下 無料■アクセス
電車 JR新潟駅下車 万代口より徒歩約24分
バス JR新潟駅万代口から乗車(約5分)本町下車 徒歩約1分
新潟のコワーキングスペースは、大学生や若い人たちを中心にしたものです。
首都圏の方は、どうなんでしょう?
もっと上の年齢層でも利用できそうな感じなのでしょうかね。
新潟で、スモールビジネス(スタートアップより小規模なもの)をしようと思っても、開始する場所がなかなかありません。
アーティスト系は知っているのですが、フリーランスな人達が集うような場所があるのかは、私には分かりません。
地方都市の40代独身男性は、バブルとユトリの間に挟まれた「何もウマ味・メリットが無い世代」です。
散財するような無謀な事はしなかったので、貯めた資本金を元手にスモールビジネスを考える人は多いです(少なくとも、私の周りはそう考えているし、実際にやっている人もいる)。
いろいろと準備をしているので、この世代の10年後の活躍は面白いと思いますよ。
だから会社員が、自分の勤めている会社から離れた場所で、社会と「ビジネス」を介して繋がれる場所が欲しいと思っています。
そんな事は無謀だよと言われそうですが、確かにその通り。
だから最初は、最少人数で行う必要があるのです。
そんな事を考えていると、結局、自宅の書斎が一番な気もします。
しかし、部屋で缶詰状態もまた、精神的によろしくないので、似たような人達との交流が欲しいものですね。
今回紹介したロンドンのカフェ。
コワーキングスペースでありながら、シェアハウス的な雰囲気もあり、これは日本でも流行りそうな形態ではないかと思います。
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