2015年03月30日
１日限定１０食の「粋なカレーそば(1080円)」〜新潟市のデッキィ401内にある布海苔蕎麦「粋や(いきや)」
（1日限定10食「粋なカレーそば(1080円)」)
新潟駅からほんの少し離れた場所に、「DeKKY401(デッキィ401)」という大型ショッピングモールがあります。
ここに、私がよく行く蕎麦屋があります。
名前は「粋や(いきや)」と言います。
●DeKKY401(デッキィ401)
http://www.dekky401.com/
●粋や - 白山 そば [食べログ]
http://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15014534/
・TEL： 025-282-7288
・住所： 新潟県新潟市中央区上近江4-12-20 DeKKY401 1F
※
【布海苔蕎麦のお店】
誰もが知る布海苔蕎麦の有名店で20年以上働いたご主人が構えたお店です(開店したのは、去年ぐらいだったかな？)。
蕎麦の風味を楽しむ布海苔蕎麦を作りたいと構えました。
・蕎麦粉は、香り高い北海道産の「でわかおり」と「キタワセソバ」。
・布海苔を火加減・時間で調整して煮ます。
・粘着力の強い布海苔が入っているので、機械で８割こねた後、仕上げは手ごね。
・蕎麦を茹でる湯は、濾過してから浄水器に２回かけたコダワリの水をたっぷり沸かしたもの。
・布海苔蕎麦で、これだけ蕎麦の香りがするのは珍しいです。
・つゆは枕崎産本鰹と宗田鰹を合わせた濃厚な出汁に、佐渡と村上の伝統的しょうゆで作ったかえしを合わせたもの。
店員さん達は、とても温かい気遣いができる人達です。
新潟市には、高級蕎麦屋が多いのですが、どのお店よりよりも、ここの方が居心地が良いです。
変に気取っていません。
だから、女性の一人客も多いです。
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【粋なカレーそば】
今回は、ついにメニュー化した「粋なカレーそば(1080円)」をご紹介します。
限定１０食です。
カレーラーメンではないので、当然、純和風なカレースープ。
鰹と醤油の一番うまいところをカレーのとろみが包み込み、それが舌の上で滑っていきます。
喉のところではじけ、口中でウマ味が広がります。
甘口の部類に入るカレーの味は、純和風の出汁とかえしに、見事にマッチしています。
布海苔蕎麦の表面の微妙なザラザラ部分に、このカレースープが含まれ、何度食べても、スープの味をしっかりと認識できます。
ラーメンの麺は、どちらかというとゴムのような弾力が好まれます。
蕎麦の場合は違う。
弾力よりも、噛んだ際の歯切れの良さを私は重視します。
歯にまとわりつかず、ぷつんと離れていく。
これは、ラーメンにはない感触です。
ここのお店の蕎麦は、ちゃんとそうなっています。
具は、村上産の四ツ葉ポーク、ネギ、玉ねぎ等が入っています。
一つ一つの具材が大きいです。
どれも、「ちゃんと飼育・栽培されたもの」と分かる、はっきりとした味わいと噛み心地です。
四ツ葉ポークは、これだけでお酒を飲めるウマさですよ。
カレー蕎麦に入った肉で、これだけ肉の味がちゃんと分かるのは珍しいかも。
豚肉のうま味と玉ネギの甘みは、カレースープをさらに奥深い味にしてくれます。
さらに、一緒についてきたトマトがみずみずしく、それこそデザートのような感覚です。
このカレーそばを頼んで、完食できない人は、まずいないでしょう。
ごちそうさまでした。
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箸袋は、店主の娘さんが「これで元気になってもらえたら」と描いたメッセージ付きです(イラストは、いろんなバリエーションがあります)。
こんなところにも、気遣いが。
カレーそばといいますと、食べる際に汁が飛び散って、服がよごれがちです。
ここのお店では、蕎麦と一緒に、紙製のエプロンも持ってきてくれます。
これを付ければ、服は汚れません。
最後に、そば茶と一緒に、一口大のお菓子が運ばれてきます。
これは、全国和菓子の博覧会で大賞を受賞した創作和菓子「銘菓 うす氷」です。
砂糖・小豆・寒天で作られたもので、変化球なことはしていません。
はじめてなのに、懐かしさを感じる、とろけるお菓子ですよ。
私はお会計の際、たまに一箱買って帰ります。
●銘菓 うす氷【15個】・全菓博栄誉大賞受賞｜新潟グルメ通販の味ネット
http://www.niigata-aji.net/8_49.html
実は、私がこのお店で一番食べるのは、限定１０食の「粋やカレー(1080円)」という裏メニューです。
これはまた後日、ご紹介しましょう。
