2015年04月25日

「新潟とん汁ラーメン(新潟県妙高市・とん汁たちばな監修)」〜土産向け即席麺を作って食べてみた

新潟県の上越地方・妙高市には、とん汁専門店「たちばな」があります。
創業から40年以上続いており、テレビでも紹介されています。


他県の人には物珍しい「とん汁ラーメン」というものがあります。
名前のとおり、とん汁の中に中華麺を入れた食べ物です。
新潟県上越地方の定番メニューです。


●とん汁 たちばな
http://tontachi.com/


●たちばな - 北新井_定食・食堂 [食べログ]
http://tabelog.com/niigata/A1503/A150303/15000112/


●神崎のナナメ読み_ エースコックから新潟ご当地カップラーメン「うまさぎっしり新潟 うんめぇ 妙高とん汁ラーメン」が発売、試食の感想
http://kanzaki.sub.jp/archives/003308.html


同じ新潟県とはいえ、新潟市から上越地方へクルマで行くと、高速代・ガソリン代等で片道4000円ぐらいかかります。
気軽に行ける場所ではありません。


道の駅や、高速道路のサービスエリアにて、「たちばな」のとん汁ラーメンを再現した、箱入り即席麺が売っています。
生ラーメンと、ペースト状のスープがセットになっています。
3食入りで1080円(税込)。
買ってきたので、作って食べてみました。


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箱の中には、3人分の麺、スープが入っています。
具材は入っていませんので、別途用意が必要です。


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「たちばな」のとん汁は、豚肉とたまねぎに豆腐というシンプルな具材です。
1人前のとん汁ラーメンを作る為、下記を用意しました。

・豚肉・・・50g
・玉ねぎ・・・1/4玉
・豆腐・・・1/4丁


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具材を切って鍋へ投入。
スープはペースト状の味噌なので、お湯で薄めて鍋へ投入。
3分程煮込みます。


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麺は、別の鍋で3分程茹でました。
湯切りして丼へ移します。


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最後に丼へ、具材とスープをかけて完成です。
ラーメンに、豆腐が入っている姿は、確かに物珍しいです。


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実際のたちばなは、優しい味らしい(食べた人の感想)。
それに比べると、今回作成したものは、かなり濃厚な「味噌ラーメン」です。
作る際に煮込みすぎたのかなと思ったけれど、煮こむ時間を少なくして作っても同じだったので、こういうものなのでしょう。


再現度は分かりませんが、これはこれでウマイです。
ってか、そこらのラーメン屋で食べるよりウマイ!!!(自画自賛)


生麺とペースト状スープを使っているのですから、ラーメン屋とそう違いはありません。
ましてや、具材はスーパーで買ってきた肉と野菜、豆腐ですから、本格的というかホンモノですし。


この濃厚さは、とん汁ではなく、もはや味噌ラーメンです。
寒い日に、体を中から温めてくれる感じの濃さとトロ味です。
七味トウガラシをかけると、これまた食欲がすすみます。


あまりにスープがウマイので、麺を完食した後、ご飯を投入し、おじやとして食べてしまいました。
連日食べたら、これは確実に太ります。


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麺は、一般的な細い生麺。
ゴムっぽくなく、蕎麦などと同じく、粉から作ったよと感じが分かる麺でした。
それほど縮れておらず、ストレート型です。
スープが濃い味噌味なので、あまり絡まらないから丁度いいと思います。


調べてみたところ、3年かけて商品化したそうです。
何度も試食を重ねてスープ・麺ともに、たちばなで提供されるとん汁ラーメンに近づけたそうです。
製造は香川県のアイランド食品。
販売は、新潟交通商事。
これは本格的・・・ではなく、ホンモノです。


これだけ立派ならば、少なくともラーメンチェーン店は不要かもと思えました。
ちゃんと、「たちばな」が監修しただけのことはあります。
1箱1080円(税込)だから、具材と合わせても1食400円ぐらいかな。


もし、新潟のサービスエリア、道の駅などで見かけたら食べてみてください。

Posted by kanzaki at 2015年04月25日 22:42