2015年05月03日

上越妙高駅〜北陸新幹線を見て、B級グルメ「ホワイト焼きそば」と上越ソウルフード「小竹のサンドパン」を食べる

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【北陸新幹線】


この前、新潟県上越市に出かけました。
帰宅の際、乗り換えの為、「上越妙高駅」に降りました。
この駅といえばやはり、「北陸新幹線」ですよね。
ちょうど、北陸新幹線が発車する直前だったので、ひと目見ることにしました。


新幹線乗り場に入るには、普通入場券(140円)が必要です。
Suicaを使おうと思ったら駅員さんに、この駅ではSuicaで切符が買えないと教えてもらいました。
最新の駅なのに・・・。
普通に切符を買って入場しました。


新幹線乗り場へ行った時、ちょうど発車でした。
新幹線の先端の顔を見たのは、わずか数秒でしたorz
ま、まあ、次の機会にじっくり見て、乗ることにしましょう。

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新幹線乗り場は、線路に人が落ちないように、ゲート式になっているのね。
新潟駅は違ったような(最近、新幹線に乗ってません)。



【ホワイト焼きそば】


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昼食をとることにしました。
ところが、この駅の周辺は、驚くぐらい建物が何もありません。
当然、食べるところもありません。


唯一の食事処は、駅の中にある「えちご食処 7つのおもてなし」です。
半分が土産屋になっています。


ランチタイムのメニューは、新潟県上越市のB級グルメ「ホワイト焼きそば」があったので注文してみました。


新潟県上越地方では、B級グルメとして焼きそばをプッシュしています。
「糸魚川ブラック焼きそば」に続き、上越市の「ホワイト焼きそば」、妙高赤倉温泉の「レッド焼きそば」とカラフルな三大焼きそばがあります。
(他のカラーの焼きそばもあったような・・・)


正式名称「謙信公 義の塩ホワイト焼きそば」には3つに定義があります。

1.上越産コシヒカリ米粉30%入り麺を使用する
2.上越に食材を活かした海鮮風塩焼きそば
3.上越の風土の雪をイメージした、白をベースとしたやさしい味の焼きそば

「謙信公」とは、越後国(現在の上越市)の戦国武将・上杉謙信のことです。
敵将・武田信玄が塩不足に苦しんでいることを知って塩を送ったという逸話から、味のベースは塩になりました。


あとはお店によってそれぞれ、好きにアレンジしています。


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運ばれてきたホワイト焼きそば。
見た目が完全に洋風。
一瞬、「焼きそばじゃなくて、パスタ?」と思いました。


野菜と海の幸を使った具材は、「ホワイト焼きそば」のカラーから逸脱しない彩りです。
味にしても優しく、強烈な印象を押し出していません。
その分、麺にかかったホワイトソースの味が印象的でした。
ホワイトソースの味は、グラタンの中身そのものという感じです。


麺は、わりかし太くて弾力がありました。
焼きそばというより、箸で食べるパスタです。
クセが無いから、誰でも食べることが出来るB級グルメだと思います。



【小竹のサンドパン】


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この駅で買って食べたもので一番良かったのは、ホワイト焼きそばではありません。
売店で買った「小竹のサンドパン(138円)」です。


「サンドパン」とは、コッペパンに特製ホワイトバタークリームをサンドしたパンです。
サンドパンという名称のパンは、新潟の至るところで販売していますが、県外では聞いたことがありません。


「小竹のサンドパン」のコッペパンは、フワフワ系ではなく、もっとずっしりしています。
ホイップクリームではなくバタークリームなので、それを受け止めるには、こういう生地の方がいい。
半分に切ったパンの両面に手塗りしてあるので、偏りなく端まで均一に塗ってあります。


小竹のサンドパンを昔から知ってはいましたが、上越地方は遠いので、今まで食べた事がありませんでした。
この駅に寄った大収穫でしたよ。


●小竹製菓のサンドパン
http://kotakeseika.com/


●小竹製菓 (コタケセイカ) - 南高田_パン [食べログ]
http://tabelog.com/niigata/A1503/A150301/15009824/


●サンドパンは新潟県だけのご当地・B級グルメ!|上越タウンジャーナル
http://www.joetsutj.com/articles/51715221

「サンドパン」と言えば、新潟県生まれの人なら「コッペパンにバタークリームがはさんであって、レトロなデザインの袋に入っているやつ」と答えるだろう。

「サンドパン」を売っているパン店は県内各地に点在していて、最近は「懐かしい郷土の味」として帰省の際に買い求めていく人や、土産として買う人が多いという。不思議なことに、新潟県以外ではこちらのようなサンドパンが、まったく存在しないのだ。

上越市には1日平均1200個を製造・販売している小竹製菓(南高田町)があり、「小竹のサンドパン」として上越市民のソウルフードになっている。市内ではほかに2店が販売しており、「サンドパン」は上越を代表するご当地グルメ、B級グルメと言えるのではないか。

小竹製菓は1926年(大正15年)に菓子店として開業し、1953年(昭和28年)に菓子パン部門を設置した。このころから学校給食が始まり、庶民にパン食が普及していく中で、サンドパンは生まれたようだ。

Posted by kanzaki at 2015年05月03日 21:48