2015年05月13日

長寿の徳川家康(75歳)より、さらに20年も長生きした真田信之(来年の大河ドラマ主人公の兄)〜長寿の秘訣は「信州そば」

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織田信長 「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす」
豊臣秀吉  「鳴かぬなら鳴かしてみせようほととぎす」
徳川家康  「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす」

三人の武将を同じ題材で詠んだ俳句(詠み人不明)。


徳川家康は、豊臣秀吉よりも長生きをして天下を治めました。
秀吉の病弱を見抜き、もの凄い忍耐力で時が来るのを待ったのです。


その為に、長生き・・・しかも生涯現役を保ちました。
麦めしを食べる。
大豆100パーセントの三河みそで作った具だくさんのみそ汁をとる。
腸内の善玉菌を増やし、体の老化を防ぎ、認知症を予防したのです。


現在の日本は、世界一の長寿国。
しかし、平均寿命に達した時点で、3人に1人が認知症なのです。


大阪夏の陣にて天下をとった家康ですが、次の年(1616年)、75歳で死去しています。
達成感とともに、長年の疲労が一気にきたのでしょうかね。
ともあれ、生涯現役だったのですから、素晴らしいですよね。



家康よりも20年も長生きしたのが、真田信之(さなだのぶゆき/93歳)です。
来年の大河ドラマの主人公・真田幸村(さなだゆきむら)の兄です。


幸村と敵対する家康につき、松代藩10万石の初代藩主となりました。


信之の長寿食は、「信州そば」です。


そばには、毛細血管を丈夫にするルチンや良質のタンパク質、ビタミンB、Eが含まれます。
血圧を下げるカリウムやカルシウム、鉄、亜鉛といったミネラルも豊富です。


(食文化史研究家・永山久夫さんの解説)


※※※


真田信之って、約185cmの長身だったらしいです。
体格の良さも長寿に繋がっているのかもしれませんね。
しかも、90歳まで現役の松代藩主を勤めたというのですから凄すぎです。
家康同様に、生涯現役だったわけですから、認知症も皆無だったのでしょうね。


よく、50歳でセミリタイヤして、あとは優雅に気ままな生活を過ごしている人、過ごしたい人は多いものです。


定年退職した人が、のほほんと好き勝手に生活をして、それに飽きるのは1週間とよく聞きます。
会社によっては、先日のゴールデンウィークほどの長さですよね。
そういう人達は、その後、どのように過ごすのでしょうか。


リタイヤした後の生活って、今まで働いてきた生活の延長線上にはなく、ぶっつり切れてしまいます。
だから現役時代に、仕事以外の趣味や地域活動などをやっておき、その延長線上の生き方を考えないと、何もすることがありません。


人間、いきなり考えや生き方を変えられません。
だったら、生涯現役というのも一つの手かもしれませんね。


それに耐えうる丈夫で健康な体が必要です。
高価な宝飾品より、栄養価の高い食べ物を日々食べて、体に投資をするのは良いことだと思います。
必ず、高いリターンがありますから。


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Posted by kanzaki at 2015年05月13日 22:16