65歳で司法試験に合格した人の体験談がありました。
吉村哲夫さん。
元・福岡市東区長です。
勉強のコツは3つ。
1.勉強や生活にリズムをつける
2.自分で自分の限界を決めない
3.仲間をつくり、若者からも謙虚に学ぶ
(日経おとなのOFFより)
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2011年、退職して京都大学法科大学院へ進学。
約40年ぶりの学生生活。
60代で、毎日10時間以上のハードな勉強。
つらくて不安な日々を払拭するため、以下を心がけました。
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【1.勉強や生活にリズムをつける】
勉強時間を生活に組み込み、毎日守った。
朝、起きたら15分以内に向かう、食事後はすぐに机に向かう。
やる気がなくても、ともかく机に向かい、本を開く。
「目的のためにプラスの行動をする」
その行動パターンによって生活にリズムが出て、気分も変わっていった。
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【2.自分で自分の限界を決めない】
「その歳では無理」と決めるのは、世間の常識でもなんでもなくて自分自身。
「ホームグラウンド」と呼ぶ1冊のノートにコンパクトにまとめ、繰り返し進化させながら頭に入れることにした。
徹夜で丸暗記して受かるような試験ではない。
物事を体系的に理解し、分析する力が大事。
本当に理解していなければ、エッセンスを分かりやすくまとめることは出来ない。
そう思ったら、「シニアでも十分やれる」と思えた。
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【3.仲間をつくり、若者からも謙虚に学ぶ】
20代の学生たちは、試験の出題傾向や対策について、情報を共有していた。
その輪に入れてもらうには、自分が同じ目線になるしかない。
ツイッター、ラインなどの使い方を教わって、やりとりした。
上から目線で話すと嫌がられるのは分かっているから、昔話はしない。
髪も床屋から美容院へ変え、七三分けから今のスタイルに。
周りに溶け込もうとする努力、本気で勉強に取り組む姿勢が伝わり、週2回は勉強会を開く仲間もできた。
昔のキャリアと関係の無いところに身を置いて勉強すると、否でも応でも謙虚にならざるを得ない。
心を洗濯して、パリッとなったような気分とのこと。
※※※
体験談を読んで、自分が恥ずかしくなりました。
日々の仕事を吉村さんのように取り組んでいるかといわれれば、そこまで出来ていないと思います。
「謙虚」というのは大切ですね。
特に今の時代、歳が下であっても、すごい人はすごいですから。
自分がその人から何かを得たいなら、謙虚になるのは当然のこと。
謙虚という言葉は、生きていく上で大切ですよね。
つい、日常の単語から消え失せやすいので、意識しなくては。
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