アルコールをついつい飲み過ぎてしまう人がいます。
飲酒のペースが速い理由の一つに、グラスの形状があります。
(1)4分の1量ごとに目盛りのついたグラスで飲むと、なにも目盛りの無いグラスより、飲むペースがゆっくりになる。
(2)グラスの形状が「曲線型」だと、「直線型」の方が飲む量が少ない。
アルコールを注ぐ時は、背が高く直径の小さなグラスを使いましょう。
そうすれば、背が低くて直径が大きい、または曲線型のグラスに比べて、人は実際の量以上に飲んでいると感じます。
(クリックで拡大。グラスが曲線を描いていると、ビールの実際の量が目分量では誤りやすい)
(ニューズウィーク日本版より)
※
(1)の解説:
自分がどれだけ飲んでいるかがはっきりと分かると、人は飲むペースを調整できるから。
(2)の解説:
グラスが曲線型をしていると、容量の半分のラインがどこかが理解しづらいから。
曲線型のグラス、直線型のグラスをそれぞれ使い、バーでのビール販売量を調べたところ、直線型グラスの方が販売量が大幅に少なかった。
考察:
人間の行動は、それが招く結果について熟考したうえで導かれるわけではない。
その時々の環境に反射的に反応しているようだ。
色やサイズ、グラスの形状のような環境的刺激が、飲酒行動に影響を与える。
※※※
【新潟の酒を飲む】
(市島酒造 純米吟醸 初しぼり 蔵 -くら- 市販されていない地酒)
●新潟県新発田市にある日本酒の蔵元:市島酒造株式会社
http://www.ichishima.jp/
市島酒造の純米吟醸「蔵」をいただきました。
市島酒造とは、小説「蔵」のモデルになった蔵元です。
●藏 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%8F
原作者の宮尾登美子さんも訪れています。
本来、女性が蔵に入ることを許されない頃、市島酒造では全国初の女性杜氏を輩出し、早くから女性が蔵人として活躍しています。
劇中に登場する「佐穂」の生まれ故郷は、新発田の設定です。
「蔵」と関わりが深いことから、年に一回の初しぼりを「蔵」として発売しています。
越後女の心意気をお酒に詰めました。
季節感あふれる新酒ならではの新鮮な味わいと香りが特徴です。
新潟の酒は、基本的に端麗辛口。
今回呑んたお酒は、色白のきめ細かい肌触りの越後美人を感じました。
この酒にあうツマミをいくつか加島屋で購入。
新潟市へ来たら、土産物はここの商品が一番無難です。
本店の2階は食事も出来ます(何故かここの、「おこっぺソフトクリーム」がうまいんだなあ)
●新潟加島屋
http://www.kashimaya.jp/
東京だと、東急百貨店東横店などのデパ地下にもあるようです。
昔、NIKKEIプラス1のランキング「お代わりしたくなるご飯のお伴」で、ここの瓶詰めの「さけ茶漬け」が1位になっていました。
なにかのお返しの際、遠方の特別な方へ送るなら、ここの「三色粕漬 樽詰」の1万円前後のものが喜ばれます。
鮭、筋子、鱈の子を塩漬けにし、新潟の酒粕に漬け込んだものです。
最近、新潟はB級グルメやラーメンで勢いがありますが、せっかくですから、酒と魚も堪能してくださいね。
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