2015年06月19日
NGT48劇場の今村支配人が講演〜NGT48は『会いに行くアイドル』。今秋、県内全30市町村を回る。メンバーの7割は新潟出身者。経済効果27億円。総選挙の視聴率は22%で全国1位
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NGT48劇場今村支配人が講演 「会いに行くアイドルグループに」
http://www.niigata-nippo.co.jp/entame/movie/index.html?bid=882856737002
アイドルグループ「AKB48」の新潟版「NGT48」。
6月18日、その劇場支配人・今村悦朗さんが、新潟市内にあるホテルオークラで講演を行いました。
・この秋、グループ発足後、メンバーが県内全30市町村を回るキャラバン隊を結成し、劇場公演をPRする。
全市町村を回るのはAKBグループ初の試み。
・AKB48のコンセプトは「会いに行けるアイドル」。
NGT48はわれわれから出向く『会いに行くアイドル』にしたい。
・他のグループと同じことえをやっていては成功しない。
まずは新潟の人にNGT48を知ってもらうことが大切だ。
・新潟県の人口が約230万人。姉妹グループ「SKE48」のある名古屋市と同規模である。
(今村悦朗さんは今まで、SKE48の支配人をしていた)
・NGT48の第1期生オーディションの書類審査は終了(支配人一人でやった)。
7月に2次（200人）、最終選考を行う。
・メンバーは25人規模の見込み。
メンバーの約7割は新潟出身者にして、メーンとしてチーム作りをする。
小学生から大学生まで入れたい。
・万代「ラブラ2」のような女性が集うビルに設置するグループは初めて。
・この前の「2015年度AKB総選挙」の視聴率は、東京が約18%、新潟は22％。
新潟が全国で一番視聴率が高かった。
それだけ県民は注目している。
新潟はまだ、家族みんな団らんでテレビを観る文化が、しっかり残っている。
・NGT48によって、新潟への経済効果は年間約27億円の試算。
新潟の街の活性化につながるのでは。
・もしNGT48が頑張って活躍し、紅白出場などすれば、「どの県でもできる」というひとつのモデルケースになる。
※※※
いや〜、NGT48は面白い。
アニメ、マンガ、ドラマをあまり観なくなった私に、ワクワク感を取り戻してくれます。
(観なくなったというか、どんどん録画したものが、観れないまま溜まっていく感じ)
アイドルそのもというより、新しいものが作られていくストーリーが面白いのでしょう。
他の国内4グループと同じ事だけするのではなく、自分たちから出向くという積極的なコンセプトを打ち出しましたよ。
新潟市から長岡までクルマで約1時間、上越だとクルマで約2時間。
高速道路を使っても、これだけ時間がかかる広い県土です。
下手すりゃ、東京からNGT48劇場へ行くほうが簡単です。
そんな県内の人たちに広く劇場に来てもらう為、認知度を上げるのに効果的です。
全国的に有名なのは、長岡ならば夏の長岡花火大会、上越ならば春の高田城の花見。
来年は、こういったイベントにも登場するかもしれませんね。
新潟は地元に関連するテレビ番組の視聴率が高いです。
例えば新潟には、BSN新潟放送というTBS系列のテレビ局があります。
この前、株主総会の招集通知が届いたので、読んでみると面白い数字が出ていました。
昨年8月6日、自社製作レギュラー番組「BSN水曜見ナイト(水曜19時)」の2時間スペシャルにて、長岡花火を放送したところ17.8%の好視聴率でした。
年間でも平均11.1%をとっています。
地元オンリーの番組(しかもゴールデンタイム)なのに、県民に愛されています。
ちなみに私、この番組に出たことがあります・・・。
昨年10月、「ジョブチューン」に泉田県知事が出演した際、同時間帯トップの18.2%でした。
今年2月、三条市を舞台に制作された「ナイナイのお見合い大作戦!社長限定&逆告白スペシャル」は、BSNも制作に加わっており、3時間の長時間放送に関わらず、27.3%の好視聴率でした。
やはり地方ですので、首都圏に比べ、何をするにも選択肢が少ないです。
それ故、このようにテレビなどメディアへの感心が、県民総出で集まるのです。
さらに地元愛が強いので、ある意味、マイルドヤンキーなのも強みかも。
ちょっと古いデータですが、スポーツ観覧料の年間支出金額(県庁所在市別)は、新潟市は上位にいます。
平成15年は2位、16年は1位でした。
2012年21位、2013年6位、2014年22位と、最近は下降気味。
スポーツ熱がうまくアイドルの方へ転換されるかもしれませんね。