2015年07月08日

「吉田雅紀のGENKIな365日語録」〜名刺交換した人にほぼ毎日、「格言」が書かれたメールが届く。発信を継続することで得られるメリットとは?

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「あきない総合研究所」の代表取締役・吉田雅紀さん(61)と名刺交換した人には、ほぼ毎日、「格言」が書かれたメールが届きます。
(雑誌AERAより)



吉田さんは、ベンチャー企業向けコンサルティング、投資ファンド、レンタルオフィスなどを手がけています。


格言集のタイトルは「吉田雅紀のGENKIな365日語録」。
2005年からはじめ、7月1日現在で配信は計2541回。


●起業・独立サポート「ベンチャーサポートネットワーク」|吉田雅紀のGENKIな365日語録
http://www.vsn.jp/contents/daily/


吉田さんが名刺交換した人へ、配信の可否をたずねるメールが届き、希望した人に配信しています。
現在、1万件ほどのアドレスへ送っています。


約800の格言を繰り返す形で配信しています。
届いた格言に共感した人は、メールに貼りつけられている「なるほど!ザ・ヨシダ」のリンクをクリックして賛同票を投じます。


冒頭の格言の太文字は、賛同票トップ5です。



毎日配信する理由はこうです。


「10年に1度でも受け取る人にとって気になるキーワードがあって、思い出してもらうきっかけになれば」


この配信がきっかけで、多額の融資を得ることができたこともあったそうです。


また、しばらく会っていない人でも、「365日語録、読んでます!」から始まり、会話が弾むそうです。


※※※


メールを媒体に、多くの人へ一斉配信するものを「メールマガジン」といいます。
現在は、フェイスブック・TwitterなどのSNS全盛時代ですが、一昔前までは、主流の情報配信方法でした。


メールマガジンは、自分からアクセスしなくても、勝手に届くから楽ちんなんですよね。
毎日、同じ時間帯に届くと、朝の情報番組・NHK朝ドラのように、読むことが習慣化されます。


このサイトの神ナナは、ブログ形式で行っています。
ブログというものが、まだレアな時代から始まり、衰退した今も同じ形で行っています。


配信の頻度、写真や文字の量、プログラムを自分でカスタマイズできる融通さ、有料レンタルサーバーを使った安定感など、運営のしやすさで続けています。
他人が作ったサービスの上で運営していると、そのサービス終了とともに、自分の運営も終了してしまいますから、自営が一番です。
だから、フェイスブックを勧められるのですが、いまだにやっていません。


ひさしくお会いしていない人に、自分の近況を伝えるのにも役立っています。
そういう方と実際に会う際にも、まるで日々、会っているかのように、すぐに会話が弾むメリットもあります。


どんな形であれ、自分から何かを発信していると、考え方や生き方に少なからずプラスになると思います。
神ナナを13年もやっているので、それだけは実体験として間違いなく言えます。

Posted by kanzaki at 2015年07月08日 23:01