この前、ソフトバンクのロボット「Pepper(ペッパー)」君の実物を見ました。
残念ながら、電源を切った後で、頭を垂れた状態でした。
スタッフの人が、顔だけでもあげましょうかと、手動で顔をあげてくれました。
人間の感情寄りに作ったロボットというのは、今後の進化に期待がもてます。
●製品情報 | ロボット | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/robot/products/
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【木がメールを返信してくれる?】
豪州メルボルンでは、公園の木に管理用のメールアドレスを割り振っています。
すると、市民からの私的なメールが多数届き、ついには木が返事をするようになり話題となっています。
●メールアドレスを与えられた公園の木、人と会話を始める - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2015/07/13/treemail/
・一本一本の木に個別のメールアドレスが割り振られたのは、公園を訪れた人が傷んだ木や落枝の危険がある木などを見つけたとき、管理担当者に手軽に効率よく通報させるため。
・市民から、木そのものへ健康状態を案じるメールが届くようになった。
私的な悩みの相談や酸素への感謝、美しさを讃えるラブレター、果ては政治談義まで数千通が届く事態になった。
・市民からのメールを受けて、やがては木のメールアドレスから返信が送られるようになった。
もちろん話しかけられるうちに人格が芽生えたわけではなく、公園の担当者がいわゆる「中の人」を務めての返信である。
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【IoTとは?】
「IoT」という言葉があります。
正式には、「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)。
今まで、インターネットというと、パソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されてきました。
今度は、インターネットへ、それ以外の様々な「モノ」を接続する技術のことです。
これのメリットは、離れた場所にいる管理者が、その離れた場所のモノの様子を監視したり、操作できることです。
●モノのインターネット(Internet of Things _ IoT)とは - TOCOS-WIRELESS.COM
http://tocos-wireless.com/jp/tech/Internet_of_Things.html
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今回の「公園の木」は、木にインターネット回線やパソコンを接続するようなサイバーパンクなものではありません。
木がメールを返信してくれるといっても、別にAI(人工知能)を搭載されているわけではありません。
管理者が木に成り代わって返事しているだけです。
かなり、アナログ寄りな手法です。
しかし、木に人格を与えて「擬人化」することにより、人はモノに愛着を感じます。
愛着や好意というのは、人の心を穏やかにする効果がありますよね。
その心が、公園を綺麗に利用する行動へつながると思います。
日本でもこういう試みをやってみてほしいですね。
メールアドレスを用意して、掲示すればよいだけですから、初期導入費用・時間があまりかかりません。
しかし手作業での返信は、管理者の負担が大きいです。
Botで対応する形でも良いかもしれません。
Bot(ボット)は、robot(ロボット)の短縮形・略称で、転じてコンピュータやインターネット関連の自動化プログラムの一種です。
LINEやTwitterでよくありますよね。
技術が進化し続けていますが、無機質なものより、ちょっと心温まるもの寄りに進んでいってほしいものですね。
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