【初日、トラブル発生】
BRTは、バス高速輸送システムの意味。
9月5日、新潟市で開業しました。
その根幹となる2両連結バス(愛称・ツインくる)が始動。
初日に多くの人が利用しました。
連結バスに発着の乱れや、精算システムのトラブルなどが発生。
メディアはこぞって、ネガティブ系な報道がめだったなあと感じました。
確かに私のまわりでも、否定的な意見が多く、大賛成という声はありません。
どうもそういう人達の話しを聞くと、そもそも公共機関を使わない人ばかりです。
※
【新潟市はマイカー社会】
新潟市は、マイカーを1人1台所有が当たり前の町です。
それを象徴するのが、「新潟バイパス」の日本屈指の交通量です。
特に黒埼IC - 竹尾ICの各インター間は、全国の一般道路の中でも交通量が非常に多く、常に上位10位以内に新潟バイパスの区間がランクインされています。
1999年の調査で全国1位。
全国の上位10地点中4箇所を新潟バイパスの区間が占めました。(wikiより)
今でもひどいもので、朝、一つ交通事故があると超大渋滞となり、遅刻者続出です。
雨で天気が悪い程度でも、簡単に渋滞となります。
そもそも、多くの人が、バスに乗る機会が少ないのです。
そうなると、専用レーンを走らない巨大なバスは、マイカーの運転の邪魔と感じるのです。
政令都市なのに地下鉄も無いし、バス・電車などの公共機関は貧弱。
そしてマイカー社会。
しかし、少子高齢化が加速度的に目立つ町なので、公共機関の強化は必要です。
他県から訪れる人にとっても、公共機関は重要です。
※
【新潟の県民性】
新潟の県民性は、商売下手。
「増やさない、減らさない」がモットー。
新潟は他県より、収入が少ない人が多いです。
それは経済うんぬんではなく、このモットーが原因です。
(相手を蹴落としてまで成り上がろうと言うのはないから、人柄は良いです)
また、東京に対する憧れは物凄いので、新しいものにはすぐ飛びつきます。
しかし、その熱もすぐ冷めて、客離れが加速。
最終的には、新規のものは衰退し、昔からあるものだけが生き残る。
例えるなら、旅行から戻ってきて、「やっぱり自宅が一番だわ」というあの感覚が、生活の根底にあります。
だから、「増やさない、減らさない」に落ち着くのです。
今日は、初日で運営側も手探り。
そこにきて通常よりお客様も多かったので、トラブルがあったっておかしくない。
大事なのは長期的にみて、日常に根付くかどうかです。
私はマイカーを持っていないし、普段は、自転車(ロードバイク)も使わないです。
交通渋滞天国なので、その横をロードバイクで走るのが怖いからです。死にたくありません。
大きな新たな試みを身をもって体験して、それから反対するかどうかを考えてみてもいいのかなと思います。
※
そいうや、今日からBRT以外にも、路線バスのダイヤなどが大幅に変わりました。
私の働く事務所の前に、新たにバス停留所ができました。
職場から新潟駅まで、直行できますよ。
これは、私がNGT48の劇場へ行くために作られた専用の停留所に違いない(名推理
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |