今日は、「CSR戦略」のお話し。
ビジネスの世界ではなく、植物の世界です。
植物の生き残り戦略を3つに分類したものです。
C:競争型(コンペティティブ)
S:ストレス耐性型
R:攪乱型(かくらん・ルデラル)
英国の生態学者ジョン・フィリップ・グライムが分類。
ちなみにビジネス世界の「CSR」とは、「企業の社会的責任」。
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【C:競争型(コンペティティブ)】
強い植物がとる戦略。
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【S:ストレス耐性型】
水や光が不足、湿度が低いなど、生育にマイナスとなるような条件に耐える力を持つこと。
過酷な環境でも生き残ることができる植物。
砂漠に生えるサボテンや、氷雪に耐える高山植物など。
他の植物との競争を避け、厳しい環境に耐えることで生き残る。
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【R:攪乱型(かくらん、ルデラル)】
厳しい環境の変化にも耐える植物。
都会で目にする雑草など。
いかに除草されても、次から次に生えてきて、しぶとく生き残る。
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C(競争型)は、才能のある選ばれし者・エリートという感じ。
S(ストレス耐性型)は、雪国の新潟県民を連想させます。
R(攪乱型)の、何度も何度も立ち上がる不屈の闘志的なものに共感を覚えます。
しかも、環境の変化に柔軟なところもいい。
大きなことをするには時間もかかるし、トライ&エラーの繰り返しです。
途中でやめてしまわないことが大事です。
耐え忍ぶ中ですと人間の場合、鬱になる可能性があります。
実際、新潟市は政令市の中で自殺が1位と報道されています。
最後まで目標を貫く人は、その過程も、なんだかんだで楽しんでいるというか充実しています。
夢中になってやっているから、その歩みを止めないのです。
何度も立ち上がる人という人は、耐え忍ぶ人ではなく、夢中になっている人ではないでしょうか。
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