低所得者ほど米やパンなど穀類の摂取量が増え、野菜や肉は減少することが分かりました。
また、所得が低いと健康診断を受けていない人や喫煙者の割合が高くなることも判明しました。
生活にゆとりがなく、多くの食材を使うなど手間をかけることを避けている可能性がある
・・・と、冬のボーナス 平均約65万8600円の公務員様は考えています。
●低所得者ほど米・パン摂取 厚労省調査、野菜・肉類は少なく :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG09HA6_Z01C15A2CR8000/
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以下、世帯収入で比較してみましょう。
●米・パンなど穀類の1日当たりの摂取量:
(男性の場合)
・600万円以上・・・494g
・200万円〜600万円未満・・・520g
・200万円未満・・・535g
(女性の場合)
・600万円以上・・・352g
・200万円〜600万円未満・・・359g
・200万円未満・・・372g
穀類は、所得が低いほど量が多いです。
●野菜の1日当たりの摂取量:
(男性の場合)
・600万円以上・・・322g
・200万円未満・・・253g
(女性の場合)
・600万円以上・・・313g
・200万円未満・・・271g
野菜は、所得が低いほど量が少ないです。
※
●健康診断を受けていない人の割合:
(男性の場合)
・600万円以上・・・16.1%
・200万円未満・・・42.9%
何をするにしても体が資本ですから、この格差は解消しないといけないと思いました。
※
●喫煙者の割合:
(女性の場合)
・600万円以上・・・5.6%
・200万円未満・・・42.9%
他人の趣味嗜好は否定しない方なので、特になにも思いません。
低所得なのにタバコを買うお金があるなら、別の有効活用があるよなあとは思います。
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世帯収入によって、生活に違いは出てくるものです。
食べるもの・買うものにも違いが出てきます。
分かりきったことではありますが、数字の上でも証明されました。
役人の皆さんは、こういったことを調べただけで、おしまいのパターンが多いです。
この数字を元に、格差解消につながるルールを作ってもらわないと困ります。
軽減税率へ話しをつなげるとか、健康診断の受診増加とか・・・多分考えないでしょうね。
生活が違えば、考えそのものも違ってしまう可能性があります。
しかし食べ物と違い、知識・教養はお金がなくても補えるものです。
特に、社会人になってからは。
書籍を読む方法だって、本屋ばかりではありません。
図書館、古本屋、知人に貸してもらうことも出来ます。
食べ物は、1食ごとに減っていきますし、お金もかかりますが、学んだ知識・教養は、そうそう減りません。
応用することで、金銭にも変えることが出来ます。
芸術を嗜むのだって、食べ物よりも世帯収入に影響を受けにくいです。
確かに画材はお金がかかりますが、それもピンきりです。
紙と鉛筆だけでもいい。
パソコンの画面上で行う手もあります。
低所得の家庭で育った場合、勉強のやり方・計画法を知らない場合があります。
芸術の楽しみを知らない場合もあります。
それを教えてくれる大人の存在が必要だと思います。
その存在さえあれば、所得の壁を乗り越えられると思います。
低収入だからといって、心までレベルを落とす必要なんてないのです。
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