60歳から79歳の方々に、「食事の栄養バランスがとれていると思うか」という意識調査を行いました(日本能率協会総合研究所)。
・子ども家族と同居の人・・・YES 82%
・一人暮らしの人・・・・YES 55%
実際、一人暮らしは、栄養素や食物繊維、鉄分、カリウム、カルシウムが不足しがちです。
食事回数や食事時間も不規則になっています。
別の調査では、一人で食事をする「孤食(こしょく)」な人ほど、うつ症状を発症する割合が多いという結果もあるそうです。
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【「自己責任」がまん延】
自分が老人になった際に心配なものの一つに「食事」があります。
こればかりは毎日、欠かすわけにはいきません。
その毎日の食事で、体調を崩したり、栄養失調、病気になる可能性もあります。
そうなった場合、恐ろしいのは、それは「自己責任」で片づけられてしまうことです。
日本では、「自己責任」という言葉が、我々を押しつぶしています。
2003年、イラクへ入国した日本人3人が、人質になったことがありましたよね。
その際、メディアのバッシングはものすごく、総理大臣からも「自己責任」という言葉が出ました。
あれからではないでしょうか。
誰もが、
「結局、誰も助けてくれはしないんだ」
「ミスしたら、バッシングの嵐なのだから、おとなしく静かにしていよう」
と考えるようになったのは。
なにかミス、ピンチなどがあった場合、国や会社、周りの人たちが助けてくれる確率は低くなりました。
そういう状況に陥ったのは、当事者の責任という考えが根底にあるのだと思います。
みんな余裕がないから、人と距離を置くようになった。
そうすると、自力でなんとかしなければいけません。
そういう状況下での食事。
若いうちは何とでもなります。
しかし、歳をとれば、自分で買い物へ出かけるのも一苦労です。
料理も大変。
面倒になって、偏った栄養ばかりになる可能性もあります。
加齢による体力低下に加え、栄養も満足にとれないのでは、病気や怪我の確率も高くなりますよね。
※
【やはり、地域のコミュニケーションが大事】
私はあまり、外食をしません。
酒も、普段は殆ど飲まない。
食材ですと、肉類は殆ど食べない。
ただし、ついコンビニであれこれ買ってしまう癖があります。
これは良くないです。
痩せているのに、コレステロールの数値を気にしているのですが、諸悪の根源は、コンビニでの買い食いでしょう。
老人になった際、この癖が治ってないと、食事による栄養摂取はまずいことになりそうです。
毎日、地域の人たちと顔を合わせることができて、栄養価の高い料理(しかも値段が安い)が食べられる場所が必要ですよね。
名古屋は朝食文化が進んでいて、喫茶店がそういう場所らしいですよね。
そういう場所が、近所にあればいいのになあと思います。
(コミュ障の私でも、そういう場所なら行ってみたい)
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