2016年04月18日

職場で弾む会話法〜必ずしも分かり合う必要はない。相手の存在をそのまま受け止めようとすることが大切

ripyasuragi02-01.JPG


職場の人間関係に悩む人が増えています。
どうやったら相手と、会話が弾むようになるのでしょうか?


・年代や立場が違うので、必ずしも分かり合う必要はありません。


・相手の存在をそのまま受け止めようとすることが大切です。


・相手を否定せず、拒絶もせず、変えようともしない。
ありのままを受け入れていけば、価値観の違う人とも、自然と会話が弾むはずです。



相手が外国人の場合、価値観以前に、自分とは生きてきた背景が違います。
互いの違いを認めざろうえません。
違いを認めれば、新しい価値観に興味が生まれるはずです。
異文化ゆえにどんどん質問したり、いろんなエピーソードを食い入る様に聞きたくなりますよね。


上司と部下も同じ。
年代も環境も違います。
新しい価値観に出会った時、受け止めるところからスタートしていけば、どんな人とも楽しく会話できる一歩になります。



【上司→部下:成功体験よる挫折体験】


上司から部下への会話では、自慢話しはNGです。
自慢話しより、挫折体験です。


挫折体験は、どんな世代・環境の人とも共感を生みます。
その時の焦り、不安を乗り越えて今があることを伝えれば、親しみを感じてくれるはずです。
自分も頑張ろうと思ってくれるかもしれません。

親しみは人間関係の第一歩。
ありのままの自分をオープンにしていきましょう。



【部下→上司:普段の交流が必ず役に立つ】


部下から上司への会話では、とにかく「すがすがしいあいさつ」をしてみましょう。


「いい天気ですね。きょうは半袖の人もいましたよ。電車内は真夏みたいで汗だくです」
天気で会話を続け、オープンな自分の情報も絡ませながら、毎日続ければ、上司の意外な一面にも出会えるかも。


くれぐれも、何かを話さなければいけないと思わないこと。


普段からコミュニケーションを心がけていれば、いざという時に必ず役に立ちます。


苦手な人とは、少しでも会話が続いたら、深追いせず、少しずつ距離を縮めましょう。


(「話し方教室TALK&トーク」代表・野口敏さんの解説)


※※※


そういや日常の会話で、自慢話しどころか、特殊な体験などを話すことなんてありませんよね。
職場なら上記のとおり、天気からはじまって、とても身近なネタばかりです。


それで良いのですよね。
以前までは、他の人には無いネタを投入するのが当たり前になっていました。
けれどそんなネタ、いくつも無いし、続くものでもありません。
とにかく疲れる。


そんな事を気にしなくなってから、かえって会話ができるようになりました。


見栄をはらず、自分を自分で特別視しない。
自然でリラックスできる環境でなければ、仕事もはかどりませんし、ストレスがたまる一方です。


自分を特別視せず、肩の力を抜いて歩んでいけばいい。
なんだか最近は、そう思うのです。

Posted by kanzaki at 2016年04月18日 21:09