2016年08月05日

ドスパラのスティックPCのファーストレビュー〜Diginnos Stick DG-STK3(デジノス スティック DG-STK3)

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(テレビの左端にある黒い物体がスティックPCです。モニターは、22型地デジTVを利用しています)


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(左がスティックPC、右がUSBハブです)


ドスパラ製のスティックPCを買いました。


●Diginnos Stick DG-STK3(  デジノス スティック DG-STK3)|ドスパラ通販【公式】
http://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php?tg=2&tc=598&ft=&mc=5700&sn=0&st=1&vr=10#tabContents


私が買ったのは、
「スティックPC(Diginnos Stick DG-STK3)」と
「マイクロソフト製 Microsoft製 無線キーボード」
のセットです。


総支払額は、11,600円(税込)でした。
(本体価格 11,060円(税込)+送料 540円(税込))
たった1万円。
これに別途、安いマウスを用意すれば、Windows10環境が簡単にできあがります。
すごい時代になりましたね。


キーボードは下記のもので、単体価格は定価で4,480円もします。


●All-in-One Media Keyboard (オールインワン メディア キーボード)
https://www.microsoft.com/accessories/ja-jp/products/keyboards/all-in-one-media-keyboard/n9z-00029
(クリック感が、ゴムっぽいやわらかさ。でも、さして悪くもありません。
膝の上に置いて、マウスの代わりにトラックパッドを使うのも良いですよ)


【感想】

・とにかく小さくて安い。ファンが無いから無音。
性能は低いけれど、この3点だけで許せてしまいます。


・OSがいたって普通のWindows10です。
デスクトップパソコン、ノートパソコンと操作は同じ。
外付けHDD、外付けブルーレイマルチドライブ、インクジェットプリンターなど、USB周辺機器が普通に接続して使えました。


・office(word、excelなど)もインストールすれば、普通に使えます。
家庭で使うだけならば、無料の互換ソフト「LibreOffice」でもいいです(動作しました)。


・Photoshopも動きました。
レイヤーを何枚も重ねるような重い作業はせず、プラグインソフトで簡単な画像加工程度に使うならば問題ありません。


・インターネット、office、年賀状作成、軽い動画視聴といった、ごく普通の使い方ならば、5万円、10万円もするパソコンを買う必要はありません。
スティックPCで十分です。
データやファイルをマイクロSDカードに退避させておけば、案外32Gの容量でもなんとかなります。
これで使ってみて、なにかしら不満が出てから上位パソコンを買えばいい。


・最近、若い人でパソコンが使えない人が増えているそうです。
大抵、スマホで十分ですからね。
とはいえ将来を見据え、とりあえずWindowsのパソコン環境に慣れておくのは良いことです。
そういうのに、スティックPCは良いです。
自宅にネット回線がなくても、スマホのテザリング機能経由でネットに接続できます。
ただし、勝手にバックグラウンドで、OSの更新ファイルのダウンロードを勝手にやってしまうのが、Windows10の困るところ。
タブレットPCだと「バッテリー節約機能」をオンにしておけば、勝手にダウンロードしないで済むのですが、このスティックPCではいまのところ、そのモードが見つかりません。



【困ったこと】

・Bluetoothマウスやキーボードの接続を試みたのですが、どうにも認識してくれません。
結局、マウスもキーボードも、ワイヤレス式(しかもマイクロソフト製)を使用しています。
以前からスティックPCは、WifiとBluetoothの同時使用は相性が悪いと言われていますよね。
もしかすると、単に壊れているからかもしれませんが、安いし気にしません。

・付属のHDMI延長ケーブルがとても短いです。
別途購入した2mのケーブルをつないでいます。
これにより、スティックPCをテレビの前方に置くことができて、電源オンオフなども容易です。


・高画質のフルHD動画・ストリーミング配信を再生すると、カクカクしてしまいます。
ネットで調べたら、Google Chromeはとくになりやすいので、インターネットエクスプローラーやedgeを使うと良いそうですが、それでもダメなときはダメですね。
ほどほどの画質で楽しむならば、まあ問題ありません。


・このスティックPCにはファンが無いので、高熱になりやすく、動作のパフォーマンスが落ちやすいです。
とはいえ、そこまで追い込むようなヘビーな使い方をする人は、このスティックPCは向いていません。


・スティックPCに、32GのマイクロSDカードと、4ポートのUSBハブを接続しています。
このハブ経由で、USB周辺機器をどんどん接続できます。
毎月数千円ずつ、周辺機器を買い集めていくのも面白いです。
私は、手元に周辺機器がわりかしあったので、それを再利用しています。
モニターすら専用のものを使わず、地デジTVを利用していますが、なんら困っていません。


・私は、8.9型2-in-1のWindowsタブレットPCをメインに使用。
大きな画面が向いている用途に、スティックPCを使っています。
この2台の使い分けで、ほとんど困りません。
むしろ、利用用途が広がります。


●「ASUS製 TransBook T90Chi(8.9型2-in-1のWindowsタブレットPC)の使用レビュー〜往年の「ソニーVAIO C1」「ソニーVAIO type P」好きにはたまらないスタイルと使い勝手
http://kanzaki.sub.jp/archives/003655.html

Posted by kanzaki at 2016年08月05日 23:36