2016年08月29日

心のモヤモヤを晴らすには、重要度から考えると良い〜心理療法「フォーカシング」

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(作:日本画家・近藤幸夫)


心のモヤモヤを晴らすには、重要度から考えると良いそうです。
これは心理療法「フォーカシング」にて解説されています。


・モヤモヤを引き起こしている要因が明らかになったら、解決するための考え方が重要です。


・二つの軸で考えてみます。
(1)その状況を変えることができるかどうか。
(2)今の自分にとって、それが重要なことかどうか。


・(1)(2)の組み合わせで、「やりすごす」または「何ができるか考える」などという方向が導かれます。


※※※


上記は長い解説を思いっきり端折ったものです。


私がこの療法で注目したのは、
「(2)今の自分にとって、それが重要なことかどうか」
という部分です。


最近は、目の前のことに集中し、一日一日を大切にして生きているつもりです。
だから、過去も未来もあまり気にしていません。


どうせ大した能力や才能もありませんから、目の前の一つ一つに集中して解決しているだけです。
同時並行で処理したり、よそ見をしながらでは満足にできません。


大げさなことを考えているわけではありませんよ。
例えば、ものすごく小さなことですと、食事のときにテレビやスマホを観ないなんてのも実行しているひとつです。
せっかくのおいしい料理をほかのことに気を散らしていたら勿体ないじゃないですか。
よく噛んで味わうのは、おいしさを堪能できるし、健康にもよいし、過食も防ぐことができます。


仕事でもそんな感じで行っています。
能力をアップするより、考え方を変えた方が、良い結果を生むように思います。


今すぐ重要でないことなら、後回しにする(やらない)ということが、最近になってようやくできるようになりました。
昔はあれこれやって、どっちつかずの生活でした。


だんだん、大抵のことはどうでもいいものだと感じてきました。
「拘り(こだわり)」とか「依存する」ということが、足かせになっていたのかなと感じています。


こんな考えですから、経営者にも芸術家にはなれませんね。
けれど、自由にはなれているように感じます。

Posted by kanzaki at 2016年08月29日 21:46