2016年11月26日

なぜ、日本で越冬するハクチョウ(白鳥)の4分の1である2万羽が新潟県へやってくるのか?

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(昔、瓢湖で撮影したもの)


新潟で鳥というと、「トキ(朱鷺)」をまっさきに思い浮かべると思います。
実は、「ハクチョウ(白鳥)」もすごいのです。
日本で越冬する4分の1、2万羽が新潟県へやってくるのです。


基本的に家族単位で行動するハクチョウ。
つまり、シベリアからわざわざ新潟へ、家族旅行をしに来ているわけですね。


なぜ、みんな新潟へやってくるのでしょうか?


新潟県の餌場では、餌を食べやすい環境がそろっているからです。
ハクチョウは、田んぼで落ち穂と泥水を一緒に吸い込み、特殊な形をしたくちばしをフィルターのように使って泥水だけを出して食べます。
冬期間に雪や雨の多い新潟県は、水田がウエットな状態で餌を食べやすいのです。

(地元新聞紙より)

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Posted by kanzaki at 2016年11月26日 12:26