哲学者 ルネ・デカルトの著書「方法序説」。
「われ思う、故に我在り」の言葉で有名ですよね。
タイトルをかみくだくと、「ものごとを順序だてて考える方法がわかる本」ということになります。
●方法序説 (岩波文庫) _ デカルト, Ren´e Descartes, 谷川 多佳子 _本 _ 通販 _ Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4003361318
●哲学者・デカルト「方法序説」〜幸福に生きるための4つの指針
http://kanzaki.sub.jp/archives/003767.html
彼は学び方の態度として、次の4つの基準を定めました。
1.自分が明らかに正しいと認めた以外は「真」と認めないこと。速断と偏見とを注意深く避けること。
2.検討し吟味する問題は、できるだけ小さく分割して考えること。
3.思想は順序に従って形成すること。単純なものから段階をふんで、複雑な認識に至ること。
4.常に見落としがないように全体を見て、詳細に記述すること。
とてもシンプルで、確かにそのとおりだと納得できるものばかりですね。
大きな仕事をするとき、特にそう思います。
最初は、その大きな仕事を目の前にして、呆然とします。
正直、逃げたくなります。
そんな時、上記2と3が大事ですよね。
目標に到達するには、なにをすれば良いか、ざっくり課題を複数考える。
そのざっくりと考えた課題を解決するにはなにをすれば良いのか、更に課題を分解する。
そんな感じでネズミ講のように、どんどん課題を細かくしていくと、どんどん小さく簡単な課題になります。
そうすると、「俺にもできるんじゃね?」と思えて、重い腰をおこすことができます。
細かく単純なものをどんどん解決していくと、いつにまにか大きな課題を解決しているものです。
やっていくと、失敗もあるし、トラブルも出てきますね。
嫌な感情をぶつけられることもある。
これもまた怖い。
怖いのですが、前進したがゆえに出てきたものですから、意味がある。
※
2017年もはじまって、もう1ヶ月になるのですね。
早いですねえ。
今は、毎年やらなければいけない面倒なことの第一弾真っ最中です。
最近は、事務所から帰るのが、一番最後のことが多いです。
年末年始の休暇が明けたのに、なんだか意識がぼ〜としたまんまです。
今年に入って雪が降り、寒いせいかもしれません。
心のエンジンがかかりません。
それなのに、課題はやってくる。
臨戦態勢ができていないままなので、やばいやばい。
幸い、私はメモ魔。
Evernoteに、仕事の細かい順序が書かれてあります。
後日、同じ仕事があった際に備え、備忘録というか、仕事の日記というか、とにかく時系列でメモっています。
今はそれを元に、やっております。
形から入って、そのうち心が追いつくのを待っている状態です。
まだ周回遅れですが・・・。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |