2017年04月27日

マイカー通勤より徒歩通勤でうれしいことは、「街の香り」を楽しめること

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(ロシアの先生より)


私はマイカーを所有していないので、徒歩で通勤しています。
クルマを運転していたのでは分からないこともあります。


一番は「香り」かなあ。


街の中は、いろんな香りであふれています。


早朝、喫茶店からは、豆を焙煎している香りが漂ってきます。
横を通っただけで、一杯飲んだ気になります。


夜、コインランドリーの横を通ると、あの温かい独特な香りが漂ってきます。
あの香りは、店内だとあまり感じなくて、外の方が漂っているような気がします。



季節的なものですと、金木犀(キンモクセイ)の香りが漂ってくれば、秋の到来を実感できます。
さらに季節が進むと、「冬の匂い」を感じますよね(香りというより匂い)。
冬の匂いは、特に早朝によく感じます。


天気に関するものですと、夏に雨が降ったあとの土・アスファルトの匂いも好き(これも、香りというより匂い)。
モアっとしたあの感覚。


通勤のために歩いているので、毎日同じ場所を同じような時間に通ります(夜は残業で変化しますが)。
同じようでも、季節や天候によって、香りや匂いの変化を感じられるのは、なんとなくうれしいですよ。


自分が生きているこの世界もまた、毎日を生きているのだと感じられます。

Posted by kanzaki at 2017年04月27日 21:43