(新潟市の信濃川下流にあるホテル日航新潟(Befcoばかうけ展望室)から撮影。画像クリックで拡大)
平日は、仕事をこなすので頭がいっぱい。
だから休みの日には、「仕事(or人生)への取り組み方・姿勢」みたいなことを考えるようにしています。
考えるといっても、せいぜい5分、10分ですが。
考えたところで、どこまで役に立つかはわかりません。
けれど、そういうことを考えないで、ずるずると年老いていくのは嫌だと思っています。
道徳の時間は、大人にこそ必要だと思います。
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【エコーの法則】
ヒンズー教の経典からとった「エコーの法則」といわれる箴言(しんげん)があります。
「意識が行動を作る、行動が習慣を作る、習慣が人格を作る、人格が運命を作る」
行動する前に、しっかりとした意識を持つことが大事だと説いています。
意識しないで習慣化したものは、「慣れ」になってしまい、人格をつくるまでにはいかないからです。
私が考える人格者というのは、神殿の奥にいる聖職者ではありません。
自分の間違いを素直に認め、正しい方法で再び始められる人のこと。
物事への姿勢ですから、職種や役職は関係ありません。
自分の間違いを素直に認める。
これは相手との信頼関係を築くのにも必要です。
これは本当に難しいです。
一方で世の中では、「ブレない生き方」というものも必要だからです。
自分では、「これが私のブレない生き方、信念だ」と思っていても、実は生き方として見誤っている可能性もあります。
本当に今の生き方が間違っていないかどうかは、なかなか分かりにくいものです。
だから、他の人の意見を聞く耳を持たないといけません。
相手の意見を聞く際、「違い」と「間違い」の区別ができるかどうかも重要です。
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【「違い」と「間違い」の区別】
相手が自分の考えと違っていると思った時、つい相手の思いを否定してしまいます。
多くの場合、相手は「違い」を伝えているのであって、間違っているとは限りません。
プライベートな時ならば、心に余裕があるから、その区別も容易です。
しかし、仕事のとき・・・しかも、切羽詰まったとき、相手から自分と違う意見が飛び出たときは、区別ができなくなってしまいます。
仕事をさっさと進めたくなってしまい、つい相手の意見を否定しがち。
これによって信頼関係が崩れはじめ、ものごとがうまく行かなくなっていきます。
大変な状況下でも、きちんと区別ができるようになりたいものです。
私はそれができないから、かえって余計な悩みを抱え込んでしまいがちです。
自分の間違いを素直に認められるようになれば身軽になって、かえって穏やかに毎日を過ごせるのかもしれません。
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【関連記事】
●松井秀喜選手が恩師・山下智茂監督から授かった言葉〜心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
http://kanzaki.sub.jp/archives/002617.html
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