2017年06月29日
一回り大きいチープカシオ(チプカシ)「CASIO STANDARD MW-240-1BJF(ブラック×ホワイト)」のレビュー〜無印良品やアップルストアでも売れそうな「ノームコア(究極の普通)」なデザイン
(カシオMW-240)
チープカシオといいますと、F-91（ガンダムではない）をはじめとする四角いデジタル表示タイプが有名です。
小さくて薄く、正確な時刻表示と頑丈さがウリです。
そんな中、丸くてアナログな針時計もあります。
今回、私は「MW-240」という腕時計を買いました。
●[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード アナログウォッチ ワイドフェイス ブラック×ホワイト 国内メーカー保証付き MW-240-1BJF(1,814円)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01L0UW81C/
(ケース直径・幅43.6 mm、5気圧防水機能)
チプカシの通常サイズのアナログ腕時計(MQ-24-7B2LLJF等)は、直径33.8mmです。
MW-240は直径43.6mmと、ひとまわり大きくなっています。
数年前、50mmの巨大な腕時計がもてはやされましたが、やはり大きく重たいです。
最近、男性用の腕時計は、一回り小さく40mm前後が主流のように思います。
だからこの腕時計は、その流行りにちょうどマッチしていますね。
女性でも、このサイズを好む人が増えています。
以下、購入したレビューです。
※
・ファッション業界ですっかり市民権を得ている 「ノームコア(究極の普通)」を腕時計で具現化するとこうなるという見本です。
カジュアルな服装はもちろんですが、会社でのクールビズな服装にも似合います。
・ケースもベゼルもプラスチック。
風防もガラスではなくプラスチック。
ベルトはウレタン。
そのおかげで36gという超軽量。
本体は○、ベルトは□を基調としたデザイン。
公園や学校の教室にある時計然としています。
・ここまで「ザ・工業製品」というシンプルさは、一周回って安っぽさをあまり感じさせません。
私見ですが、2万〜3万円するMONDAINE(モンディーン)にも負けていないと思います。
・「CASIO」の文字を消して、無印良品やアップルストアに出せば、3倍の値段でも大ヒットすると思います。
・真っ黒な文字盤に、真っ白でくっきりなインデックス・針は、とても視認性が良いです。
別カラーの、文字盤が白で、インデックス・針は黒も、これまた見やすいです。
2種類、色違いを買っても、合計4,000円でお釣りがきます。
・バックライトも無いし、針に夜光塗料を塗っていません。
その為、暗いところでは時間が分かりません。
・ベルトがとても長いです。
子穴がある方の6時側につけるベルトは約13cm、プラスチック製の美錠(びじょう)・つく棒がある12時側につけるベルトは約7.5cm。
私は腕周りが15cmなので、6時側のベルト先が、12時側のベルトの取付部まで届きます。
遊革(ゆうかく)を調整し、この長い6時側のベルト先を敢えてはねさせて遊ばせれば、カジュアルな感じに演出できます。
・アマゾンのレビューを見るに、素材が素材なので、傷がつきやすいらしい。
2000円しないですし、駄目になったら買い直せばよいです。
※
最近の腕時計は、超高級なブランドものや、スマホと連携したり、たくさんのデータ表示ができるものと多種多彩です。
そんな中、技術革新とは真逆な方向を突き進むこの腕時計。
デジタルな要素は皆無。
シンプルに時刻だけを大きくわかりやすく表示する。
禅の世界に通じそうなこの腕時計、オススメです。
※
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