2017年08月09日

「大湊文吉商店(新潟県加茂市)」が、ウルトラマンを描いた金屏風(きんびょうぶ)を発売(円谷プロ公認商品)

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新潟県加茂市にある「大湊文吉商店」が、金屏風(きんびょうぶ)にウルトラマンを描いた商品を発売します。
金額は、97,200円〜108,000円(税込)。
「ウルトラJ」プロジェクトの一環。
円谷プロダクション公認商品です。


●創業100年の伝統総合インテリアメーカー株式会社大湊文吉商店
http://www.oominatobunkichi.com/index.html


「ウルトラJ」プロジェクトとは、「ウルトラマン」がメインキャラクターとなり「日本の魅力」を発信していくWEBとリアルの複合プロジェクトです。


●ウルトラJ
http://ultra-j.jp/


伝統工芸も凄いですが、初代ウルトラマンのデザインが、あの時代に生み出されたことが一番の驚きです。
デザインしたのは「成田 亨(なりたとおる)」さん。
「バルタン星人」「カネゴン」「ガラモン」「ケムール人」などのデザインもこの方です。


下記のサイトで、ウルトラマンのデザインがどのようにできたかが解説されています。


 
●『ウルトラマン誕生を支えた男たちは本当にすごかった!』ウルトラマンのデザインを生み出した『成田 亨』の美術・特撮・怪獣哲学! - Middle Edge(ミドルエッジ)
https://middle-edge.jp/articles/o2cic



(動画15:08からのコメント「本当に強い人間はね 戦うとき かすかに笑うと思うんですよ」はゾクッとしました)


今のマンガやアニメは新作であっても、どこかに何かしら昔の人気作品の影響があるものです。
ウルトラマンの場合は、そういう模倣するものがない。


ギリシャの哲学者プラトンが唱えた『混沌(カオス)と秩序(コスモス)』という概念。
古代ギリシャで製作された人物の、無表情にもかかわらず口元に笑みをたたえた「アルカイックスマイル」。
そういうものが、デザインに含まれているのです。


なんというか、成田さんはデザインナーではなく、芸術家なんですよね。


ウルトラマンのデザインそのものを世界にアピールするのもアリだと思います。

Posted by kanzaki at 2017年08月09日 23:58