2017年10月30日

食用菊「かきのもと」〜秋、新潟では赤紫色した菊を食べます

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●食用菊「かきのもと」 新潟市
https://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokutohana/niigatanosyokutohana/syuruibetsu/vegetables/kakinomoto.html


菊を食べる食文化は新潟と東北、北陸地方の一部に限られ、食用が始まったのは江戸時代からと言われています。

新潟では、おひたしや酢のものとして食され、秋に欠せない食材となっています。

かきのもとの名前の由来は、「柿の実が色づいてくるころ赤くなるから」というのが一般的になっています。


●カキノモト かきのもと 秋の楽しみ、新潟の赤紫色の食用菊
http://kadoyasan.com/ryouri12kakinomoto.html


●新潟市民は、赤ムラサキ色の食用菊「かきのもと」を食べます
http://kanzaki.sub.jp/archives/003714.html


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10月になると、新潟の食卓には、食用菊が並びます。
菊といっても黄色ではなく、赤紫色です。
味とか香りはほとんどなく、さっぱりとシャキシャキした食感を楽しみます。
ポン酢とかかけたりしますが、我が家では、醤油とマヨネーズを混ぜたものをかけて食べたりもします。
これを食べると、ああ秋なんだなあと感じたりします。


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もう、土用の丑の日はとっくに過ぎたのに、今だに「うな次郎」を食べています。
(昨日、10月29日は、秋の土用の丑の日だったそうです。「の」が多いなあ・・・)


「うな次郎」とは、うなぎの蒲焼を再現した一正蒲鉾のカマボコです。


●うな次郎 _ 一正蒲鉾株式会社
https://www.ichimasa.co.jp/item_unajirou.asp


●7月26日は「うな次郎の日」〜一正蒲鉾(新潟市)が魚のすり身で作った「うなぎの蒲焼き風かまぼこ」。再現性の高さと美味しさで、今夏は昨年の倍の売上を見込んでいます
http://kanzaki.sub.jp/archives/003887.html


さすが、一正蒲鉾株の本社があるからでしょうか、新潟市内ではこの時期でも売っています。
それでも販売数は少ないですから、見つけるとすぐに買ってしまいます。


夏のものと、秋のものを一緒に食べるのが、なんとも不思議な感じですね。

Posted by kanzaki at 2017年10月30日 22:43