2020年01月03日

新潟の代表的な家庭料理「のっぺ」〜我が家は綺麗な出汁と、食材に「クワイ(慈姑)」が入っているのが特徴

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東京に来て骨休みしています。
墓参りしたり、親戚に会ったり、飲んだり。
こちらにも沢山、美味しいものがありますが、やはり新潟の料理が好きです。


冒頭の写真は、新潟の代表的な家庭料理「のっぺ」。


●言わずと知れた新潟の味「のっぺ」 新潟市
http://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokutohana/osusumerecipe/recipe/04.html

「のっぺ」は、里芋でとろみをつけ、小さく切ったにんじん、ごぼう、しいたけ、ぎんなん、鶏肉などを薄いしょうゆ味の出汁で煮た新潟の代表的な家庭料理です。 お正月の定番ですが、お盆やお祭りのときなど一年中食べられています。 夏は冷やして、冬は暖かいままなど、さまざまなスタイルで食べることができます。 新潟市内の小料理屋や割烹、居酒屋などの飲食店でも味わえます。


料亭や居酒屋、スーパーの総菜売り場、どこでも味わえます。
しかし、我が家の「のっぺ」が一番好きです。


あっさり薄口で、濁りが一切ありません。
写真では、上にイクラをのせていますが、普段はのせません。
このイクラの塩味すら、邪魔だからです。


肉や魚を入れないので、濁らないのでとてもウマい。
しかし、肉や魚が入っていないので、触感が弱くなります。


その代わりに、「クワイ(慈姑)」が入っています。
「ごり」と言う呼び方もあったような。


クワイは中国原産のオモダカ科の水性野菜で、見た目は里芋に似た球形です。
しゃきしゃきした独特の歯ざわりがあります。
日本では、勢いよく芽が出ることから縁起物として正月料理に用いられます。
そのため、市場に出回るのもその時期が中心になります。


新潟は、クワイ生産量が全国で3位です。
(埼玉47%、広島43%で9割ですから、3位といっても少ない)



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上記は、我が家の「雑煮」。
たくさんの食材が入っています。
我が家は、肉が入らないので、こちらも綺麗であっさりしています。

Posted by kanzaki at 2020年01月03日 19:55