2020年01月24日

使い切ったペンなどの文房具は、心の中でお礼を言ってから捨てています〜身近で日々使うものに、ちょっとでも気持ちを込めて使うだけで、生活は豊かになるものなのですね

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使い切ったペンなどの文房具は、心の中でお礼を言ってから捨てています。
短期間とはいえ、苦楽をともにした相棒ですから。


以前は、「文房具=単なる消耗品」という感じでした。
なんでもいいから、目の前にあるものを使うだけ。


ある時から、経費削減の折、会社の備品の使用が厳しくなりました。


「たかだか100円そこいらのモノに、ぐちゃぐちゃ言われたくない」という考えから、自費で文房具を購入するようになりました。
自分で選び、自費で使うので、金額の高い安いに関係なく、愛着がわくようになりました。


同じようなペンでも、自分に合うものと合わないものがあるものです。
軸の太さ、インクの性質など。


しかし、あまりこだわりすぎると、今度は値段が高かったり、買い替えの際に入手が困難だったりします。
使えば傷がつくし、机から落下して壊すこともあります。
紛失する可能性もあります。


私のような貧乏人の場合、高級なものは壊したり失くしたりしないように、あまり使わなくなります。
使ってなんぼですので、身の丈に合った中で最良なものを探しています。


そうやって探し、買った文房具ですから、仕事の中に少し「潤い」というか、豊かな気持ちが芽生えます。
そういう意味では、自費で仕事の文房具を使うのも悪くはないのかなと思います。


実際、ここ10年でのアナログ文房具の劇的進化はすごいです。
それもこれも、私のように仕事で使う文房具を自費で買う人が増えたからです。
経費削減で会社が文房具を買ってくれなくなったのが、思わぬ副産物を生み出しました。



新しい文房具にも、心の中で挨拶にも似た感情を持って使い始めています。
ゲン担ぎとでも言いましょうか。


身近で日々使うものに、ちょっとでも気持ちを込めて使うだけで、生活は豊かになるものなのですね。

Posted by kanzaki at 2020年01月24日 23:18