桜がほぼ満開になりました。
新潟市内は、例年より1週間以上早いように思います。
しかし、コロナのせいで、市内の名所へ行く気になれません。
せっかくここまで無事に過ごせたのに、油断して感染したら意味がありませんから。
食料の買い出しで歩いていました。
すると、誰も人が寄り付かない小さな無人の神社に、ひっそり桜が咲いていました。
わずか3本。
しかも、小さいです。
誰もいませんし、ここなら感染とか問題ないだろうと立ち寄ってみました。
※
桜は一年間耐え、満開になるのはわずか1週間ばかりです。
桜は『自分の見せ場』というものを知っています。
だから満開時は、風が吹こうが雨に打たれようが、散らずに必死に咲き誇ろうとします。
花の先生がそう言ってました。
※
だからこそ、自分の見せ場が終わった後、桜吹雪の散り様が美しいのでしょうね。
「いさぎよさ」というのでしょうか。
昨日は、雨が降って天候が良くない日でした。
誰もいません。
しかし、神社の桜は『自分の見せ場』を私にだけはアピールしてくれました。
なんだか、自分の人生と重ねてしまいます。
自分の人生なんて、誰も感心がありません。
そんな一生でも、『自分の見せ場』というものはあるのかもしれません。
誰も見てないかもしれませんが・・・。
しかし、自分の人生です。
自分が納得できる咲き方をすれば、それで散ってよいのかもしれません。
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