【朝は生産性の高いゴールデンタイム】
一日の仕事を終えたら、「明日の予定を確認しておくこと」をおすすめします。
これは、医師・小林弘幸(こばやし・ひろゆき)さんの本に書かれていました。
小林先生は自律神経研究の第一人者です。
朝、仕事を始める前に一日の予定やタスクを書き出す人は多いと思います。
ですが、朝は脳が冴えていて生産性が高いゴールデンタイムです。
その貴重な時間を予定の確認に使うのはもったいないです。
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【手帳術「セブンライン」】
きちんと時間管理をすることは、自律神経を整えるのに重要です。
予定が狂い、あせったり動揺すると、その瞬間に自律神経は大きく乱れてしまうからです。
手帳に書き込む項目には、番号をふるのがポイントです。
これは外国のカルテの書き方にならった方法です。
外国のカルテは、「セブンライン」といって、患者さんについて重要なことを必ず7個書き込み、そこに番号をふっています。
番号は、重要度の高い順にふる必要はありません。
ただ番号をふるだけでいいのです。
そうすることで、ただ7項目を羅列するよりも、内容が頭の中で整理され、頭にストンと入ってきます。
小林先生はイギリスへ留学している時に、この方法を学びました。
効果は素晴らしいものだと実感しているそうです。
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最近、「バレットジャーナル」というノート術・手帳術がはやっています。
●バレットジャーナルの基本のページ – 和気文具ウェブマガジン
おおざっぱにいうと、「箇条書きの、日々のやることリスト」です。
正直、ルールが面倒くさいです。
殆どの人は、その中のエッセンスをつまみ食いで実践しています。
その点、「セブンライン」はルールがシンプルです。
私は「測量野帳」というノートに、「その日のやることリスト」を書いています。
今までは、単純に箇条書きをしていました。
それを今は、頭に「1.」「2.」「3.」と番号を付けました。
するとですね、頭に記憶されやすいのですよ。
番号が、地図のランドマークみたいな役割になっているんじゃないかと。
単に箇条書きするより、ノートや手帳の「書いた場所」をイメージしやすい。
だから頭の中で思い出しやすいのかなと。
そういや以前から、「測量野帳」をはじめ、私が使うノートにはページ番号を手書きしていました。
各ページに番号をふると、書き込んだ場所を後で検索がしやすいです。
思い出す際も、何ページあたりに書いたかを思い出しやすいです。
この「セブンルール」は、ノート術・手帳術の中でも、かなりの奥義だと思っています。
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