2020年04月25日

まず「了解です」と答えることが、人間関係をスムーズに運ぶ秘訣です

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最近、何かを言われたときに、「了解です」という言葉を意図的に使っている人が増えたように思います。
これは、とても便利な魔法の言葉です。


医師・小林弘幸(こばやし・ひろゆき)さんの本に、理由が書かれていました。
小林先生は自律神経研究の第一人者です。


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・まず「了解です」と答えることが、人間関係をスムーズに運ぶ秘訣だと思います。


・「でも」や「しかし」とかを使って返事するより、一旦「了解です」と言ってみる。
「でも」と最初に言われると、言った側はガクッとなってしまいます。
一気に、進言する気が失せてしまいますし、相手にとっては、成長するヒントを得る機会を逸することになります。


・「了解」という言葉は、人によっては、目上の人間に使うべきではないという意見もあります。
言葉の意味としては前向きであり、気持ちよく引き受ける代表格の言葉です。


・「了解です」と言うことによって、自分自身の迷いも吹っ切ることができるのです。
あいまいな言い方で結論を先延ばしにする時間は、実に不毛です。
迷う時間は血流を悪くし、パフォーマンスを低下させ、健康まで阻害します。
余計な時間をかけずに決断することが、あなたの健康とパフォーマンスを守ることにつながります。


・理不尽な叱責の際、「了解です」は受け流す際にも便利です。
大切なのは、相手と同じ土俵に立たず、まずはその場を収めることです。
具体的にどう対処するかは、怒りをさらに鎮め、血流がよくなり、冷静な判断ができるようになってからゆっくり考えればいいのです。


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最近はコロナショックのせいか、荒々しく言ってきたり、皮肉を言ってくる人がいますね。
きっと相手もそういう心境になるだけのプレッシャーを別の人からされているのでしょう。


以前なら口撃されると心が反応していたのですが、今はそこまで揺れ動かなくなりました。


「了解です」という言葉と、ものすごくゆっくりな喋り口調で対応しています。
自分の心を整えて、相手と建設的な話しができます。
話しがややこしくならなくて済むからです。


その上で、相手と必要以上に物理的な接触をしない。
60%主義で実施(完璧な結果を追い求めない)。
そういう感じで、心に波を立てないようにしています。


イライラとストレスがたまる時期かと思います。
どうか、自分と自分の家族のためにも、平常心でお過ごしください。

Posted by kanzaki at 2020年04月25日 15:29