「死ぬ瞬間の5つの後悔(著・ブロニー ウェア)」によると、死ぬ瞬間の5つの後悔はこうです。
「自分に正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」
「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」
「友人と連絡を取り続ければよかった」
「幸せをあきらめなければよかった」
介護職として患者に寄り添ってきた著者は、「幸せになりたいけど、どうしたらいいのかわからない」という患者へこう提案しました。
提案したのは、「幸せなふりをすること」です。
30分間だけ否定的なことを言うのをやめ、微笑みを絶やさずに素敵なことを言う。
幸せになるには、意識して努力することも必要なのです。
やがて、患者は幸せになってもいいと思えるようになり、笑う回数も増えていったそうです。
※
私はまだ、「死」というものに直面する年齢ではありません。
しかしその代わり、仕事で心を不健康にしています。
例えば会議にて、みんなの前で揚げ足をとられ、笑いものにされるのは辛いですよね。
なんとか心を維持しているのは「自分に話しかけている」から。
眼を閉じて5分間、自分と対話するのです。
心の中でやりとりするのではなく、「口に出して話しをする」のです。
心の中で対話すると、早口になります。
しかし、口に出して話すことで、おのずとゆっくりになります。
自分の言葉が耳に入ってくることで、内容を客観視できます。
他人の言葉が入ってこない場所で、自分と対話することで、少しずつ自律神経が整ってきます。
壁に向かって一人でしゃべっていても、病気じゃないから心配しないでください。
(しかし、壁がしゃべってきたら、その際は病院へ行ってください)
もし口に出すのが難しければ、青ボールペンでノートに書くことで対話してみてください。
青色には、精神をリラックスさせ、集中力を高めてくれる効果があるそうです。
ストレスによって増加するホルモン「コルチゾール」の値が低くなるらしい。
我慢強くなる必要はありません。
こういう対話を通じて、相手に対するイメージを修正したり、心構えが良い方向へ変化していきます(ただし、即効性はありません)。
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