2020年10月25日

朝4時30分起きをするようになってからの効果〜1日の充実度・満足度があがりました

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朝4時30分に起きています。
これは、最初から4時30分に起きようと決意したのではありません。


「●●をするために15分必要。だから今までより15分早く起きた」
ということを積み重ねた結果です。
今後も、早朝になにかやりたければその分、少しずつ早くしていくかもしれません。


よく、ネットやユーチューブ動画、自己啓発本にて、「早起きは良い」ということが言われています。
そしてその理由は、「お金持ちになった」「●●という夢がかなった」などです。
実際にそんな事になる人もいるのですね。


私は別段、お金持ちにもなっていないし、夢がかなったなんてのもありません。


なんかあったかなあと振り返るに、「1日の充実度・満足度があがった」ように思います。
とてもふんわりした感想ですが、それが正直なところであり、それで十分なように思うのです。


※※※


最近読んだ本に、『もしも一年後、この世にいないとしたら。(清水研 著)』というのがあります。
その本の一部をご紹介します。


(がんになった)多くの方に最初に生じる変化が「人生に対する感謝」です。


がんになると、死を意識します。
すると、「いつまで自分が生きられるんだろうか」という不安や恐れが生じますが、その裏返しとして、「実は今日一日を生きていることがあたりまえのことではないんだ」という考えが出てきます。


人間は、希少であるものに価値をおく習性があります。
貴金属のゴールドも、そこらへんに転がっていたら、だれも見向きもしなくなるでしょう。


同じように、時間が永遠に続くと錯覚していると一日を粗末にしてしまいがちですが、時間が限られているとすると、一日一日がとても貴重に思えてくるわけです。


そして、「今日一日を生きられることに感謝したい」と思うようになる方もいます。


※※※


朝は夜と違って、起きてから出勤迄の限られた時間の中でしか行動できません。
夜は睡眠を削ればその分、何時間でも行動時間を確保できますが、朝はそうもいきません。


以前の私は、時間を粗末にしがちでした。
この先の漠然とした「未来」へは価値を感じるくせに、目の前の「今」をおろそかにしていたように思うのです。
今は、起床からの数時間を分単位で貴重に感じています。
そういう面でのメリットがあったのは確かですね。



副効果で、お金に対する接し方も変わったように思います。


身近なところで、コンビニへ行かなくなりました。
以前なら平日、コーヒーやお菓子、菓子パンなどに小銭を消費していましたが、なぜか今は行きません。


正直、費やしていた金額なんて、1か月合計しても毎月の投資金額・貯金金額に比べたら大したことはありません。
コンビニで買っていたものを飲んだり、食べなくなったからといって、体重が減ったとかそういう効果もありません。


ただ、そういう小銭だって、自分が働いて稼いだ貴重なお金なのだから、粗末にしてはいけないと感じるようになりました。
365日、まったく無駄使いしていない訳ではありませんが、以前より大切に扱うようになりました。
これは悪い話しではありませんよね。

Posted by kanzaki at 2020年10月25日 20:13