もうすぐ4月。
進学就職の時期です。
転職、赴任等で職場環境が変わる方もいます。
当人もそうだし、迎え入れる側も、あれこれ緊張しますよね。
お互い少しでも良好な関係を持てるようにする方法をご紹介します。
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●『いい緊張は能力を2倍にする』(樺沢紫苑 著)より)
【人間関係が先、仕事は後】
新しい職場に赴任したら、「早く新しい仕事を覚えよう!」と仕事への意欲に燃える人が多いはず。
しかし、「仕事」よりも重要なことがあります。
それは、「人間関係」です。
職場ストレスの9割は「人間関係」が原因と言われます。
つまり、「人間関係」さえうまくいけば、職場のストレスなどほとんどなくなり、楽しく仕事ができるというわけ。
ですから新しい職場でうまくやっていけるかどうかは、「仕事を早く覚える」よりも、「早く良好な人間関係を作る」ことの方が重要です。
「良好な人間関係」さえできれば、仕事の内容を教えてもらったり、様々な協力が得られますので、いくらでも仕事をうまく回すことができます。
「頑張ろう!」と気負うほど、「新しい人間関係を構築する」ことを疎かにして、「新しい仕事」に熱中してしまう可能性が高まるので注意しましょう。
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【人間関係の構築法】
人との親密度を高める心理学。究極の方法は、「ザイオンス効果」を活用することです。
ザイオンス効果とは、別名「単純接触効果」とも呼ばれ、人と接触する回数が増えるほど親密度が高まる、という法則。
当たり前かと思うでしょうが、重要なのは「時間」ではなく、「接触」回数ということ。
1ヶ月に30分まとまった時間をとってじっくり話すよりも、毎日、1分ずつでも、挨拶と雑談をした方が、人間関係は深まるのです。
ですから、細かな声がけ、挨拶や雑談など、「小さなコミュニケーション」をたくさん増やすことで、親密度が一気に高まります。
また、新しい職場に赴任したら、新しい人たちの「名前」を早く覚えて、できるだけ名前を呼ぶようにするといいでしょう。
「名前を覚えてもらった」というのは、誰でもうれしいので、親密度が深まりやすくなります。
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確かに、人間関係が第一ですよね。
「小さなコミュニケーション」をたくさん増やすというのがいいですね。
大げさなことではなく、日々の小さな積み重ね。
新しい環境へ入ってくる人は緊張しているだろうし、なかなかコミュニケーションを取りずらいものです。
迎え入れる側が意識して、まめに接するようにしたいものですね。
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