仕事に追われると、感情が良くない方向へ転げ落ちていきます。
そんな時、感情と真逆なことをすると良いそうです。
そう、笑顔です。
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●『自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)』(小林 弘幸 著)より
【スキップしながら暗いことは考えられない】
前に、怒ったときは握った拳を開いてやるだけでスッと怒りが鎮まるという話をしました。
実際、体と心は連動していますから、ちょっとした動作をすることで、感情の乱れを抑えることができます。
私たちは、どんなにつらいときでも、スキップすると気持ちが元気になってきます。
ためしにやってみるとすぐに実感できますが、スキップしながら暗いことは考えられません。
反対に、明るい気持ちになって心がはずんできます。
こんなふうに、ちょっとした動作をすることで、副交感神経を上げて、自律神経のバランスの乱れを修正することができるのです。
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実際、「笑い」によって、免疫力に対して重要な働きをもつNK細胞が活性化されるということも証明されています。
その反対に、緊張を高め、副交感神経を下げてしまうのが「しかめっ面」です。
口角が下がり、眉間にしわを寄せたこの表情は、顔筋の緊張を高めてしまうからなのです。
心の底から楽しいと思えなくても、「しかめっ面」をやめて、口角を上げれば、それだけで緊張が解け、副交感神経が上がります。
副交感神経が上がれば、全身がリラックスしてきて、心にも余裕が生まれます。
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実際、難しいと思います。
感情と真逆なことをするのですから。
現実は変わりません。
しかし、それを受け止め方を変えるようにしていくと、生きていくのが楽になると思いますよ。
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