2021年05月06日

仕事の忙しさを乗り越えるためには睡眠が必要です〜睡眠は7時間以上必要。6時間を切ると著しい健康の害が出ます

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仕事の忙しさを乗り越えるために、どう日々を過ごすかを考えました。
今回ご紹介するする本によると、一番は「睡眠」だそうです。


「睡眠は7時間以上必要。6時間を切ると著しい健康の害が出る」とのこと。


私は平日、毎朝4時30分に起床しています。
「自分独りの時間」が欲しいからです。
その時間を確保した上で、睡眠7時間以上を確保するには、寝る時間を21時30分より前にしないといけません。


下手すると、その目標時間まで会社にいることもあるので、ここをなんとかしないといけません。


少しずつ時間調整をして睡眠時間を確保し、「会社を辞める」という選択肢を先延ばしできるかどうか挑戦してみたいと思います。
まずはこの連休明けである、今日と明日の二日間ですね!


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●『人生うまくいく人の感情リセット術 (知的生きかた文庫)』(樺沢 紫苑 著)より


ある研究によると、過労死の原因となる心筋梗塞、脳卒中などの発生率は、仕事の量や大変さと相関するのではなく、「睡眠時間の短さ」と相関していたのです。


週40時間勤務で残業がない人の平均睡眠時間は7・3時間。
一方、残業時間が1カ月に80時間、つまり1日あたり3・5時間残業をする人は、睡眠時間が平均6時間に減ります。
さらに、残業時間が1カ月に100時間、つまり1日あたり4・5時間になると、睡眠時間は5時間しかなくなるそうです。


100万人以上を対象に行なわれた、睡眠時間と死亡率について調べた大規模調査によると、1日6・5〜7・5時間の睡眠をとっている人が最も死亡率が低く、それより睡眠時間が短くても、長くても死亡率が高まることがわかりました。


また、毎日の睡眠時間が6時間未満の人は、6〜8時間の睡眠をとっている人に比べて若くして亡くなっている人が12%も多いことが判明しました。
睡眠不足は、命を削るのです。

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睡眠時間が十分にとれないと、睡眠中の「修復」が不十分となって、心血管系疾患のリスクが大きく高まるのです。


逆に言えば、かなりハードに仕事をしていても、睡眠さえきちんととれていれば、心も身体も健康でいられるということ。
バリバリ仕事をするためには、「質の高い十分な時間の睡眠」が不可欠なのです。


ちなみに、睡眠時間が長い人の死亡率が高まるのは、「運動不足」が原因と考えられています。
睡眠時間が長いと、横になっている時間が長くなり、日中の活動時間が減ります。
睡眠時間は短すぎても、長すぎてもよくないのです。

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睡眠時間「1日7時間半〜8時間の人」が最強!


では適切な睡眠時間は何時間なのでしょうか?
日本人の平均睡眠時間は、7時間22分です(OECD【経済協力開発機構】の世界調査、2018年より)。
これは、OECD加盟30カ国の中で最も短いのです。


先のうつ状態や死亡率と睡眠時間の関係を調べた研究の結果、あるいはそのほかの研究結果を考慮すると、7時間半〜8時間が、健康的な睡眠時間と考えられます。


私の過去の本や動画では、「睡眠は7時間以上必要。6時間を切ると著しい健康の害が出る」とお伝えしています。


また、睡眠は「量(睡眠時間)」だけではなく、「質(睡眠の深さ)」も重要です。
そこで、何時間眠ったかよりも、「熟眠感」のほうが、適切な睡眠がとれているかの目安になります。

Posted by kanzaki at 2021年05月06日 06:44