愛する人を心から抱きしめると落ち着く感覚があると思いますが、理由はその際に分泌される「オキシトシン」にあります。
「オキシトシン」とは、愛情ホルモン、信頼ホルモンと呼ばれます。
このオキシトシンが、ストレス状態を和らげてくれます。
心から愛する人がいると、オキシトシンの量は増えます。
海外だとハグをよくしますが、この愛情ホルモンを増やすには、愛することに集中が必要です。
心を込めたハグ。
日常では、なかなか気恥ずかしいです。
しかし、相手を思いやる表現としてとても素敵な事です。
相手を思いやることは、相手と自分の日常・・・ひいては人生の肯定につながると思います。
※
【愛するときには集中するのがポイント】
●「BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは(青砥瑞人/著)」より:
ストレスを抱えていると、その原因が頭をチラついてハグにも愛がこもらない。
一見ハグをしているように見えても、ストレスホルモンがつくられているだけで、オキシトシンは放出されていない。
自己の内部感覚、情動に集中することは、ストレスとうまく付き合ううえで大切だ。
愛する人、大切な家族、愛おしい子どもに心からハグをする。
ハグを「してあげている」感覚ではない。
心を込めたハグは自分のためにもなる。
ハグを味わうことも、ストレスと付き合う日常の1ページにあっていいかもしれない。
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