●『勉強も仕事も、もっと効率よく、無理なくできる! 現役東大生がこっそりやっている、すごい!勉強のやり方』(清水 章弘 著)より
【まずは6割まで超特急で仕上げる】
僕は、仕事を依頼されたときは、「まずは6割まで超特急でやってしまう」ことを基準にしています。
なぜ6割か?
それは、「6割くらいなら、とりあえず、なんとかクリアできるだろう」というイメージが持てるからです。
たとえば、テストで70点取れと言われたら、ちょっとハードルが高い気がするし、50点だと半分だから低すぎる。
でも60点だったら、「イケそうだな」と気持ちが乗ってきませんか?
6割というのは、気持ち的にとても動きやすい数字なのではないかと思うのです。
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超特急で6割をやっておくと、「仕事が速いね!」と思って頂けたりしますが、それだけでなくさまざまなメリットがあります。
【メリット1 全体像のイメージが湧く】
6割くらいやれば、相手にも大体のイメージが湧くので、具体的な話し合いがしやすくなります。
【メリット2 修正に応じやすい】
相手に投げて、「こういう方向じゃないんだよね」と言われたとき、6割なら方向転換に応じやすくなります。
もし、100%まで仕上げていたら、修正の手間も、精神的な疲労度も大きくなってしまいます。
【メリット3 仕上げまでにゆとりが持てる】
早めに6割終わらせておけば、あとは仕上げるだけなので、精神的にゆとりが持てます。
また、たとえ方向転換を迫られても、締切までに修正の時間がきちんと取れます。
※※※
いいですね。
この考え、大賛成です!
なにせ、私もこのやり方をしているからです。
締め切り間際になり焦って取り組むより、最初にさっさとある程度までやりこんでおく方が得策です。
その後、他の仕事に追われることもあるし、何が巻き起こるか分かりませんからね。
ある程度出来上がったら時点で、すぐに提出・報告します。
上記の説明にもある通り、まだ軌道修正が可能だからです。
私は「人に期待しない」ようにしています。
だから、相手から100%の期待をされても困ります。
60%というのは、ちょうど良い塩梅ですよね。
60%で相手の反応を観て、そこから上を目指すのか、そのままで良いのかも観察します。
大抵、そのままで良いことが多いです。
もし、職場の仕事が膨大で心神喪失していたり、他者の非礼に心がまいっている方は、「60%」で物事を考えてみてください。
やられてもやり返す必要はありません。
質を落とせばよいのです。
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