毎日30分、自分のための時間を持ってみましょう
●『うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書)』(ジェリー・ミンチントン, 弓場隆 著)より
【毎日三十分、 自分のための時間を持つ】
毎日、自分にこんな予約をしよう。
自分が心から楽しめることをするための質の高い時間を、少なくとも三十分は確保する、と。
といっても、手のこんだことやお金のかかることをする必要はない。
小説の一章を読む、詩を書く、好きな食べ物を食べる、何もせずに心を落ち着かせて静かにすわっているといった簡単なことでいいのだ。
何を選ぶにしても、それが自分に満足感や楽しみを与えてくれることであればそれでOK。
仕事に追われたり家族や友人の要求に無理に応えたりしているうちに、自分の人生がいとも簡単に犠牲になってしまう。
これからは自分の必要性を満たすことは自分にとって大切だという意識を持ち、毎日ある程度の時間を自分のために使うようにしよう。
うまくいく考え方:
自分は、自分のための質の高い時間を 毎日確保するに値する人間だ。
※※※
「自己犠牲」
多分、日本はこの精神でかろうじてバランスを保っているのだと思います。
危険ですが、もう個人ではどうしようもありません。
一票を投じようが、変わるわけがない。
しかし、嘆いていてばかりいても仕方がありません。
スペシャルな休日を一日過ごす為に、平日を犠牲にするという手もあります。
それも一つの手なのですが、冒頭に書かれているように、日々、自分の為の30分を確保するという方が、長い目で見たらいいんじゃないでしょうか。
家族で一緒に暮らしている人は、寝る前の数十分を自分のために使う人は多いでしょう。
よく聞きます。
私の場合はご存知の通り、朝がその時間となります。
朝4時30分に起きて、仕事や家族とまったく接点のない時間を確保しています。
その中で、読書というのは良いですよ。
1日で読める時間は少なくとも、毎日続ければ相当なものです。
読書の良いところは、作者の追体験ができるところでしょうか。
自己犠牲で成り立つ自分の生活では、別の世界・別の生き方・別の知識・別の考えを得る機会が難しいです。
たとえ地方に住んでいようと、本ならばそれが可能となります。
他にも30分あればできることは沢山あります。
あなたならではの、スペシャルな30分を味わってください。
Posted by kanzaki at 2021年11月02日 06:53