2021年11月22日

「聞き方」という姿勢を大切にする

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●「聞き方」を変えればあなたの仕事はうまくいく(上阪徹 著)より


インタビューをすることを仕事にしている私ですが、どうして取材がうまくいくのか、と単刀直入に聞かれたら、こう答えると思います。


相手に強い関心を持っているから。


インタビューで何より大事なことは、相手について知りたいという気持ちをしっかり持って臨むことだと私は思っています。
これが、「聞く姿勢」を生む。
とても残念なことですが、今、世の中に足りない姿勢ではないかと私は感じています。

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以前、話し方の本がよく話題になっていましたが、コミュニケーションと言えば、しゃべることだと思っている人が少なくない印象があります。
また、SNSやツイッターのような、新しいメディアの存在も大きいのかもしれません。
自分というものを容易に発信できるようになったことで、「自分が」という意識が強くなっている。


しかしそのために、コミュニケーションと言えば自分の話をすること、自分を理解してもらうことだと思い込んでしまい、人の話をしっかり聞いてあげようという人は、どんどん減っているような気がするのです。


自分を印象づけようと武勇伝をたくさん語るよりも、相手に次々と質問を繰り出して「私はあなたに関心を持っていますよ」という意思表示をしたほうが、はるかに好印象を残せると私は思っています(じつは、「合コンでモテる男子は聞き上手だ」というのは昔から言われていることです)。
そうしてくれる人が少なくなっている今は、なおさらだと思うのです。

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ビジネスの場、プライベートの場を問わず、人と交わる限り、コミュニケーションを交わす機会は何度となくやってきます。
円滑な会話はどうも苦手だ、会話が続けられない、自分は口べただから、などと悩んでいてはきっと困るはずです。
もしかして解決策はシンプルなのではないか、と思いました。


話すのではなく、聞くことができれば、コミュニケーションは円滑になるのではないか。
口べたの人こそ、どんどん聞いていけばいい。
ならば、猜垢方瓩海祝椶砲垢譴个いい任呂覆い、と。

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いずれにしても、基本的には「人はみんな自分のことを話したい」「しゃべることが嫌いな人は少ない」のです。
だから、聞いてあげる。


聞くことは、相手の満足を生み出すことにもつながる。
質問を繰り出す効能は、多くの人が思っている以上に大きいということです。


そして日々の仕事においても、聞くことは大きな力を発揮します。
先に書いたように、相手が求めるもの、期待や満足について聞くことができれば、相手は安心感と信頼感を持って、仕事を任せられるようになるからです。


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「話し上手」よりも「聞き上手」になりたいものです。
人格者としても、それがあるべき姿のように思います。


私は基本、怖がりです。
社会・人と接することに恐怖を感じます。


しかし、生きていくため、働くためにはそうも言ってられません。


おっかなびっくりの私ですが、前を進んでいくために「聞き上手」というスキル・・・否、そういう姿勢を大切にしたいと思います。
Posted by kanzaki at 2021年11月22日 06:52