2021年12月28日

「暗い妄想」に陥りがちになったら、「なんとかなる」と強く意識する

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●『これも修行のうち。 実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』(草薙龍瞬 著)より


【妄想と方向性は違うと知る】

まず猜向性瓩箸蓮△燭匹蠱紊たい将来の自分です。
それは、仕事だったり、家族のあり方だったり、心の状態(心境)だったりします。


肝心なのは、「正しい方向性」でなければいけないということです。
仏教における「正しさ」とは「苦しみがない」こと。


だから、不満や忌まわしい記憶などを心に持たないこと・クリーンな状態を保つことは、「正しい方向性」に当たります。
大事なのは「妄想と方向性は違う」という理解です。
その違いをわかりやすくいえば、次のようになります。 


○妄想は、ただ妄想しているだけで行動しない。
しかも、疑いや不安や後悔など暗い妄想もある(執着が強い人間は、暗い妄想のほうが得意)。 


○方向性は、最初に考えるだけで、直ちに行動に移す。
あとは、たどり着くための方法(具体的な作業)に専念する。


だから「妄想と方向性の違いはどこにあるの?」と思ったら、「行動しないのが妄想で、行動に移すのが方向性」と理解して間違いではありません。


これは山登りにたとえるとわかりやすいでしょう。
「山の頂上をめざす」と決めて、登り始めるなら、その頂上は猜向性瓩謀たります。
でも登らないままなら、まだ猝兪朖瓩涼奮ですね。

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思い描く内容がどんなものであれ、まだ起きていないのなら、それは妄想です。
「暗い妄想は方向性にならない」と考えるようにしてください。
そして妄想をリセットするべく、次の練習を始めましょう。  


〔椶鯤弔犬董∈9佑┐討い襪海箸廊猝兪朖瓩任△襪罰稜Г垢襦  

¬椶魍いて、目に見える光(視覚)や、肉体の感覚(手や足の感覚)を意識して、 「さっき考えていたのは妄想だった」とはっきり自覚する。

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もし方向性を思い描けず、「暗い妄想」に陥りがちになったら、「なんとかなる」と言葉で念じて(強く意識して)ください。


「なんとかなる」は、あまり根拠がなさそうに聞こえますが、そもそも「妄想に根拠はない」ものなのです。


暗い妄想も、明るい方向性も、行動を伴わなければ、どちらも妄想です。
となれば、「なんとかなる」と念じて、暗い妄想に吞まれないようにすることには、十分意味があります。


人は、暗い妄想に慣れすぎです。
将来の不安をあおるマスコミのニュースや、どちらかといえば悲観的な周囲の人に影響されているのかもしれません。


だからこそ、ブッダの智慧を活かして「妄想に気づく」こと、快ある方向性を見定めること、あるいは「なんとかなる」と自分に言い聞かせる練習が必要なのです。


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私は暗い方向へ妄想が進む性格です。
それで心と体を痛めていると思います。


実際、心を痛めるような刺激(人・コト)の連続です。
心が削れていくのを実感しております。
「なんとかなる」という魔法の呪文で切り抜けたいと思います。
Posted by kanzaki at 2021年12月28日 07:02