●議事録作成テクニック: サクっと読んで即実践 社会人5年目までにおぼえておきたいこと (ビジネスアソシエシリーズ)』(ビジネスアソシエ 著)より
まず心得1として、「議事録ですべきことは、会議の発言録としての記録ではなく、決定事項と検討事項を見える化」というのを挙げさせていただきました。
「ほぼ日刊糸井新聞」にアクセスして、糸井重里が広告業界の若手時代にどう議事録を書いていたかなどを調べてみました。
すると議事録そのものではないですが、「会議は色々な話が出るけど、決定事項か検討事項しかないんですよ」という言葉がありました。
「決定事項」は速やかに次のステップに進められるように準備をしなければいけませんし、何回も会議を重ねていても変わらず「検討事項」のままになっているものは、そのままで本当に大丈夫なのか、企画のスケジュールなどと照らし合わせながら、状況を確認していきます。
また会議の締めに、今日の決定事項と検討事項を出席者と確認をすると参加者からの合意を得ると共に議事録の精度も向上しますのでおすすめします。
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【コメント】
今、自分の中で問題視しているのが、会議や打ち合わせの内容のまとめ方(ノートのとり方)です。
自分が司会をしながらメモをしていく場合、キーワードを時系列で書くだけになってしまいます。
しかし後で見返してもよく分かりません。
記憶を頼りにまとめ直しをする必要があります。
残念ながら、記憶は完ぺきではありません。
いろんな本を読んでいる最中ですが、テクニック的なことばかりで、今一つしっくりきませんでした。
もっと、「根幹的なもの」が知りたいのです。
上記の本はとても短いのですが、何百ページにも及ぶ本より的確な内容でした。
「議事録ですべきことは、会議の発言録としての記録ではなく、決定事項と検討事項を見える化」
これを意識した上で、様々なテクニックを使えばよいのではないかと思うのです。
もしテクニックが使えなくても、会議や打ち合わせの最後に、「決定事項と検討事項」を全員で再認識できる「まとめの時間」があれば良いのではないでしょうか。
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