●『一流の人はなぜ、A3ノートを使うのか? すべてを“紙1枚”にまとめる仕事術 仕事の教科書BOOKS』(横田伊佐男 著)より
突き詰めていくと、細分化すればするほど実態はつかめるけれど、今度は全体像を見失っていくことになってしまうのです。
そこで私は、ビジネスパーソン研修で「新入社員」にも「経営層」にも等しく有用である、1つの普遍的法則を教えることがあります。
それは、 「マジカルナンバー3。プラス・マイナス1」というものです。
それは――
・3つにまとめよ
・さもなくば、2つに分けよ
・多くとも、4つにまとめろ
これは簡単なようで、実はとてもむずかしいことなのです。
《分割思考》の「整理」とはつまり、こういうことなのです。
3つがむずかしければ2分割にする。
3つにまとめきれない場合は、多くとも4つにする。
これこそが普遍的法則なのです。
冒頭でノートの「守・破・離」について述べた際、「守」の段階では、切り離しが可能な「ノートパッド」を推奨しました。
それは、切り離して保管できるということもありましたが、それより何より、切り離して「折る」ことができるからなのです。
ノート1ページを切り離して折ることで、2つ折り、3つ折り、4つ折り……と、紙1枚に分割されたフレームがいとも簡単にできるからなのです。
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【コメント】
複数のページに渡って書き込むより、大きな1枚の紙にどんどん書き込んでいった方が話しが膨らみやすいです。
俯瞰できるし、ひとつひとつの点と点が線によって結びやすいからですね。
その1枚の紙を単に1枚で書き込むより、何本か線を引いて区分けしてあげると尚良いです。
これを小難しい言葉で「フレームワーク」と云いますね。
不思議なことに人は、枠という制限があった方がかえって創造がしやすいからです。
日本の軽自動車がまさにそうですよね。
私の仕事はルーティンワークではなく、プロジェクトの遂行です。
正解も無いし、前例も無いので怖いところがあります。
怖がっているだけでは何も進展が無いので、今回のような手法などを使って進めています。
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